低い声で話してます。別人みたい。すしうまかった。
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みなさん、こんにちは。友です。これは日本語を勉強している人のためのpodcastです。教科書の日本語はおもしろくない。でも、ドラマや映画は難しすぎる!そんな人のために、日本語教師の友がちょうどいい日本語で話をします。
今日は重低音バージョンでお送りしています。うれしいことに、よく俺の声はいい声だと言われることがあります。男性でいい声と言うとやっぱりこの重低音がよく響く声ですね。ですので、今日はその重低音をいつもよりももっと強く響かせて話しています。ちなみにいつもの俺の話す声はこんな感じですね。普通の声も結構他の男性の人と比べると低い方なんですが、これをさらに低くするとこんな感じの声になります。まぁいい声って言うよりもこれだけいつもと違う声を出すと、どちらかというと面白い声に聞こえますが、いつも同じ声を聞いていると飽きてしまうかもしれないので今日は違う人のpodcastを聴いている気分で、新鮮な気分で、聞いてください。
さて、それじゃあ今日は寿司についてです。なんで寿司なのかと言うと今日の俺の夕飯が寿司だからです。他に特に理由はありません。寿司って何なのかというのはもう日本語の勉強している人には説明なんかしなくても大丈夫ですね。日本語がわからなくても寿司を知っている人と言うのはきっと世界中にいると思います。
でも、一応簡単に説明しておきましょう。みなさん、寿司というのはご飯の上に魚を、生魚をのせた料理だと思っていませんか。実は、違います。寿司っていうのはそれだけじゃありません。ただのご飯の上に生魚をのせるだけ。そんな簡単なものではありません。
まず、ただのご飯じゃありません。酢飯です。寿司に使うご飯というのは普通のご飯ではなくてお酢や砂糖、塩などを混ぜて作ったご飯です。そして上にのせるもの。これは生魚だけじゃなくて、様々なものをのせます。魚は生じゃなくてもいいし、魚じゃなくて肉をのせてもいいし野菜をのせる場合もあります。だから、寿司と言うのはご飯の上に生魚、ではなくて、酢飯の上にいろいろなものをのせる料理と言うのが正しい説明です。これが寿司です。
さて、正しい寿司の定義と言うのは難しいんですが、それでも寿司っていう名前は世界中で有名ですね。日本人は生魚が好きだ、いつも寿司や刺身を食べている、そんなイメージがあるかもしれません。しかし、はっきり言ってそれは誤解です。日本人だからといって常に生魚を食べているわけではありません。とりあえず俺の個人的な話をすると寿司を食べるのは多くても1ヵ月に1、2回程度。もっと少ない時だってあります。そして日本人なら誰でも寿司が好きかっていうと、そういうわけではありません。とりあえず俺は子供の時は寿司がそんなに好きじゃありませんでした。寿司っていうか生魚がそんなに好きじゃありませんでした。だから、寿司を食べに行っても魚の寿司よりも肉とか卵とかそういう寿司をたくさん食べていました。生魚が好きじゃなかったから、もちろん刺身なんて自分から食べたいとは全然思いませんでした。俺は大人になってから生魚が好きになったから寿司や刺身とかをそれなりに頻繁に食べるようにはなったけど、やっぱり大人になっても魚がそんなに好きじゃないっていう人はいます。
ただ、そうは言ってもやっぱり日本人は他の国の人と比べたら断然寿司をたくさん食べています。特に俺が子供の時よりも今の日本の方が寿司をたくさん食べてるんじゃないかっていう気がします。なぜかと言うと、寿司っていうのは俺が子供の時は結構高価なものでした。前に回転寿司の話をちょっとしたと思うんですが、今は回転寿司は結構安いです。1皿100円というところが結構多いです。もちろん高い回転寿司もあるんですが、でも今は回転寿司というと1皿100円でとても気軽に手軽に食べられるというイメージが強いです。でも昔はそうじゃなくて、回転寿司でも1皿100円、じゃなくて200円、300円のものが結構あって、それなりに高いと言うイメージがありました。だから寿司は、回らない寿司、まぁ、つまり普通の寿司屋ですね、回転寿司じゃなくて普通の寿司屋だともちろん高いし、回転寿司に行っても安いわけではない。だから、そんなに頻繁に食べられるものではないというのが寿司のイメージでした。ただ、今は1皿100円の回転寿司がとても多くなったので前よりももっと簡単に食べられるものになりました。だから俺のイメージでは昔よりも今の方が寿司は多く食べられているんじゃないかって言う気がします。
さて、この寿司ですが人によって好みのネタは違います。ネタっていうのはご飯の上にのってる魚とか肉とかのことです。今日はせっかく寿司がテーマなので、俺のオススメというか、俺の好みの寿司を紹介しておきたいと思います。
じゃあ、俺が好きな寿司ネタトップ5。第5位。えんがわ。えんがわっていうのは魚の体の一部分の名前なんですが、寿司屋でよく見るのは白身の魚です。他の寿司ネタと比べると少し硬いコリコリした感じがあっておいしいです。
続いて、第4位。イクラ。イクラは魚の卵です。サーモンの卵ですね。これは口の中でプチプチはじける食感がたまりません。ただ、他の寿司ネタと比べると少し高いので、そう気軽に食べられるものではありません。
続いて、第3位。ねぎトロ。ねぎトロはマグロです。マグロを使った寿司ネタです。ただ、マグロをそのまま食べるんじゃなくて、ミンチにしてハンバーグみたいな感じで、すごく細くして、そして食べるのがねぎトロです。もちろん名前通りトロだけじゃなくてネギも一緒にのっています。刺身みたいな一切れずつのネタじゃなくてミンチにしてあるので食感が柔らかくてとてもおいしいです。
続いて第2位。第2位はサーモンです。日本語で言ったら鮭と言う名前の魚です。さっき言ったイクラの親ですね。サーモンは脂がのって美味しいんですが、そのままじゃなくて、少し炙ってあったりとか、何かをのせたりとかして、いろいろアレンジがされて、出されている時も多いです。なので1つの魚でいろいろな楽しみ方がある、まぁ、便利なネタですね。
そして最後、栄えある第1位。これは寿司が好きなら言わなくてもわかりそうなものですが、トロです。寿司の王様。トロを食べずに寿司は語れません。特に本マグロの大トロ。回転寿司では絶対に食べられません。ちゃんとした寿司屋に行けば食べることができるかもしれませんが、とにかく高いです。一貫だけで何百円取られるかわかりません。高い店だと1000円、2000円、そのくらい高いものも珍しくありません。とにかく高いんですが、高いだけあっておいしいです。ほっぺたが落ちるとはまさにこのことだと思います。寿司が好きな人は死ぬ前に絶対日本に来て大トロを食べてください。
さて、それじゃあ以上で俺の寿司の紹介が終わりですが、やっぱりお寿司は聞くだけじゃなくて食べるのが1番ですね。日本に住んでいる人はこのpodcastを聞いたら、ぜひ寿司を食べに行ってください。みなさんの国にも寿司屋さんがあるかもしれませんが、日本人としてはやはり日本に来て食べるのが一番だと思います。なので、寿司を食べたことがない人も食べたことがある人もぜひ日本に来て、おいしい寿司を食べてください。
はいじゃあ今日はこの辺で終わりにしたいと思います。今日は重低音バージョンでお送りしました。結構疲れるので、まぁ、くだらない遊びは今日だけにして、次からは普通に話したいと思います。それじゃ、さようなら。