みなさん、こんにちは。友です。これは日本語を勉強している人のためのPodcastです。教科書の日本語はおもしろくない。でもドラマや映画は難しすぎる。そんな人のために日本語教師の友がちょうどいい日本語で話をします。テーマはリクエストもできます。リクエストがある人はメールとかSNSとかでメッセージを下さい。皆さんからのメッセージ待ってます。
さあ、それじゃあ、今日はリクエストとはちょっと違うんですけど、あの、最近メッセージでどうしたら言葉をたくさん覚えられるんですかっていう質問をもらいました。なので今日はその外国語を勉強する時にどうやったら言葉をたくさん覚えられるのかっていうことについて話をしたいなと思います。この言葉の覚え方っていうのは外国語の勉強したことがある人はみんな大変だって思ってることだと思うんですけど、もちろんこれは俺も大変だと思ってます。俺は今はあまり外国語の勉強してないんですけど、でも日本人って、あの、学校で、中学校とか高校でみんな英語の勉強をしなければならないので、俺も英語の勉強は学生の時からずっとしていました。あと、まあ大学に入ってからもね、ちょっと、こう趣味で勉強はしていました。やっぱりその、日本語の先生って、外国語の先生だから自分も外国語を勉強するのは結構好きなんですよ。んで、それで英語はだいたい中級か、上級まではいかないな。中級の上のほうかな。JLPTで言ったら大体N3より上、N2ぐらいのレベルのテストには合格したことがあるんですけど、まあ、日本人って結構テストがね、好きって言うか得意だから、あんまり話すことはできないけどテストではいい点数を取ることができる人が多いんですよ。んで、俺はその英語の勉強してる時にやっぱり言葉をたくさん覚えるのは大変だなって思ってたし、あとは、今俺は日本に住んでるんだけど、でもその前に4年ぐらい台湾に住んでたから台湾にいるときはやっぱり中国語の勉強してたんですよ。台湾では中国語と台湾語と二つの言葉を話してて、それで、あの、特に若い人とかはほとんど台湾語は使わないで、中国語だけで話す人もいるから、だから俺も中国語を話せないとちょっと生活をする時に不便なことがたくさんあるから、それで勉強してたんですけど、やっぱりね、新しい言葉を覚えるのって大変でした。その、勉強の仕方とか、あとは得意なこととか、あまり得意じゃないこととかっていうのは人によって全部違うと思うから、もしかしたらね、外国の、外国語の勉強している人で新しい言葉を覚えるのがすごく得意で、全然苦労しないっていう人もいるかもしれないけど、俺は結構苦労するんですよ。俺はね、覚えるのがあまり好きじゃないので、あの、覚えなきゃいけないこととかは全然できなくて、逆に俺が外国語の勉強する時に、こう、得意な事とか好きな事っていうのは、発音の練習とかですね。なんかこう、聞いた音を上手に真似をして、えーと、上手に発音するみたいなのは結構ね、あの褒められることが多かったです。中国語、本当はあんまり話せないんですけど、発音が綺麗らしくて、それで「中国お上手ですね」みたいなことを言われることが時々ありました。んで、まあ、とにかく俺はその英語とか中国語とかで新しい言葉を覚えるのは苦手だったんですけど、じゃあどうやってその新しい言葉を勉強したかっていうと、一番効果があったなーって思うのはやっぱりたくさん読むことと、あとたくさん聞くことですね。特に英語の勉強をしてる時は英語でいろんなニュースとかを読むようになってから新しい言葉はすごくたくさん覚えることができました。あと中国語は読むよりも聞いて覚えた言葉の方が多いんですけど、まあそれは中国語を使う国に住んでたから当たり前の話なんですけど、でもやっぱり本で勉強した言葉より、その、実際にいろんな人と話をして、そして聞いて覚えた言葉の方が上手に使えたし、なかなか忘れないでずっと覚えていることができました。で、この、新しい言葉をどうやって覚えるか、先生の立場からすると、新しい言葉をどうやって教えるかっていうことなんですけ、どこれは本当に難しいテーマでいろんな人がいろんな方法を試してますが、それでも「絶対にこの方法なら簡単にたくさん覚えられる」っていうものはやっぱりないんですよ。もうしょうがないですね、これは。ただ、絶対に、100%上手になるって言う方法はないんだけど、でも効果が結構高いって言われている勉強の方法はあります。それがなにかと言うと、多読です。多読、多読っていうのは、多読の「た」は「多い」っていう漢字で、「読」は読書の読、読むっていう漢字です。つまり、たくさん読むこと。いろんな本をたくさん読むこと。まあ、これ、当たり前といえば当たり前なんですけど、その、たくさん聴いたり読んだりすれば新しい言葉はたくさん覚えられるのは当たり前なんですけど、ただ多読をするときに気をつけることっていうのが、難しすぎない、できるだけ簡単な、でも、あの、すごく簡単すぎるのはダメで、100%ぜんぶわかる本を読むのはちょっと簡単すぎる。だいたい、こう、読んでて、時々たまに知らない言葉が一つとか二つ出てくるぐらい、そのぐらいの、ほんの少しだけ難しい物っていうのをたくさん読んでると、言葉が覚えられるっていう風に言われています。これが多読のやり方です。その何かを読む時に難しすぎる言葉が多いと、読んでても何が書いてあるかよく分からないですよね。できるだけ簡単で、たまに分からない言葉があるぐらいの難しさだと、分からない言葉があっても何が書いてあるか大体分かるから、だから知らない言葉、分からない言葉があっても大体こういう意味かなっていうふうに考えることができるから、それで覚えやすくなるんですよ。自分で意味を考えて予想してそれで意味を覚えるから。あとはたくさん読んでると同じ言葉が何回も出てくるから、それで覚えやすくもなります。たくさん聞くのも同じですね。あんまり難しすぎるのをたくさん聞いててもわかんないことが多すぎてあんまり覚えられないと思うので、えー、できるだけ簡単なもの、難しすぎないものを選んで、そしてそれをたくさん聞いてると時々分かんない言葉があっても大体の話が分かれば、言葉の意味を考えてそれで覚えることができるので、簡単なのをたくさん聞くといいですね。例えばこのPodcastとかですね。あと他にもね、言葉の覚え方っていろいろあるだろうし、人によって本当に好きな勉強の方法とか向いている勉強の方法っていうのが全然違うので、今日俺が話した多読とかね、これがあまり合わない人もいるかもしれません。なので、まあ一番いいのはね、自分に合った勉強法っていうのを見つけることなんですけど、でもどんな勉強の仕方をすればいいか全然わからないっていう人は、言葉を覚えるためにこの多読、できるだけ簡単なものをたくさん読むとか、あとはできるだけ簡単なものをたくさん聞くっていう勉強の仕方を試してみるといいと思います。
さあ、それじゃあ今日は新しい言葉の覚え方っていうテーマでしたが、皆さんもね日本語の勉強、難しくて時々大変だとは思いますが、頑張っていろんな言葉を覚えてください。日本語もね、日本語だけじゃないですけどね、外国語の勉強ってできるようになると、その、読めるものが多くなったりとか、話せる相手が増えたりとかするので、どんどん楽しくなっていくと思います。大変なこともあると思いますが、頑張ってください。それじゃあ今日はこれで終わりましょう。さようなら。