みなさんこんにちは、友です。これは日本語を勉強している人のためのPodcastです。教科書の日本語はおもしろくない。でもドラマや映画は難しすぎる!そんな人のために日本語教師の友がちょうどいい日本語で話をします。えー、テーマはリクエストもできます。リクエストがある人はメールとかSNSでメッセージをください。みなさんからのメッセージ待ってます。
さあ、今日は、えーと、またリクエストもらったテーマなんですけど、パチンコについてですね。今日のテーマはニュージーランドの人からもらいました、リクエスト。ありがとうございます。ニュージーランドの人のリクエストって初めてかな?なんかすごい世界中の国の人からリクエストもらっているので、何かちょっとびっくりしますね。でもすごくうれしいです、いろんな国の人に聞いてもらえて。ありがとうございます。
じゃですね、今日のこのテーマのパチンコなんですが、パチンコって、みんなわかるかな?日本に住んでいる人は多分、あの、けっこういろんなところにあるからね、見たことがあると思いますが、これはギャンブルのひとつです。あー、ギャンブルっていう言葉ちょっと難しいかもしれませんが、ギャンブルって、何かゲームをして、そしてそのゲームで勝ったらお金がもらえるっていう、そういうのがギャンブルといいます。んで、パチンコは日本のギャンブルの1つなんですけど、やり方が、えーこれちょっと言葉だけで説明するの難しいんですけど、何て言うんだろう、あのー、小さい、あのすごく小さい鉄の球を穴に入れるっていうゲームなんですけど、いやーちょっとこの説明だけじゃわかりにくいですね。えーと、「パチンコ」ってGoogleで調べてください。そしたらすぐわかります。まあ、たぶん、他の国にもね、ちょっとあるかもしれませんけど。このパチンコって日本にはけっこう昔からあるんですけど、好きな人はね、もう本当によく行くみたいです。俺は1回だけしかしたことありません。んでその1回でお金がすぐになくなって、もう二度とやるもんかと思ってそれから行ってません。えーと大学生の時かな。まだ働いてない時だからお金もそんなになくて、それなのに5000円ぐらいが本当に短い時間で、1時間かかんなかったんじゃないかな、30分とか40分とか、そのぐらいで5000円ぐらいなくなっちゃって、もう絶対やんないって思いました。
さて、それじゃあ、そのパチンコって俺みたいにすぐにお金がなくなってもう二度とやらないって思う人もけっこうたくさんいると思うんですけど、じゃあなんで日本にはそんなにたくさんパチンコの店があるのかっていう話なんですけど、まぁ、なんでかっていうその正確な理由は俺も知らないんですけど、まぁ、やっぱり1部の人がすごいたくさんお金を使うからなんでしょうね。パチンコはギャンブルだから、お金が増える時もあれば、もちろん、あの少なくなる時もあります、俺みたいに。じゃあパチンコでどのくらいお金が増えるのか、どのくらいお金が減るのかって言うと、この、あの、どのくらい増えたり減ったりするのかっていう数字を「還元率」って言うんですけど、ちょっと難しい言葉ですね。「還元」って集まり戻ってくるお金です。どのくらいのお金が戻ってくるのかって言うと、この還元率はパチンコは前に聞いた話だとだいたい80%ぐらいだそうです。つまり100円使ったら80円、しか戻ってこない。1万円使ったら8000円しか戻ってこない。80%しか、あのー、もらえないらしいんですよ。必ずじゃなくて、あのー、平均するとですけどね。だから、すごいたくさんもらえる時もあるかもしれないし、逆に全然もうお金がなくなるだけっていう時もあるかもしれません。
まあ、それが普通のギャンブルなんですけど。ただこのギャンブルって楽しいのかもしれないけど、悪い所があって平均的な還元率は80%。だから何回もやってると絶対に、あの、持ってるお金はマイナスになるんですよね、80%しか戻ってこないんだから。絶対に80%だからずっとやってるとお金が少なくなるはずなのに、たまに勝てる時がある。たまに、こう、お金がすごい、あの、もらえちゃうことがあるから、だからそのことが頭から離れなくて、楽しくて、「昨日は負けたけどでも今日は勝てるかもしれない」「いや、今日はダメだったけどでも明日やったら大丈夫かもしれないからじゃあまた明日」みたいな感じで、パチンコやめられない人っていうのがけっこうたくさんいるんですよ。んで、あの、そういう人たちがたくさんいるから日本はパチンコの店が多いのかなと思います。
いや、これけっこう本当、あの、問題もあって、例えば今コロナでみなさんもわかりますよね、これ世界中の問題ですから。コロナの関係でお店を休みにしてるところがすごく多かったんですけど、まあそれは国がコロナの感染者を広げないためにお店を休みにしてくださいっていう話をしてたから。あ、「感染者」っていうのはその病気にかかる人のことね。んで、その、国とか、あとは都道府県、そういうところが、もうほとんど全部のお店、スーパーとかコンビニとかそういうふうに、あの、生活の中でね重要な役割を果たしてるところは大丈夫だったんですけど、その他の飲食店とか、あとは遊ぶところ。カラオケとか。そういうのはもう全部できるだけ休みにしてくださいって言ってたから、だからそのカラオケとかも全部みんなお店を休みにしてたんだけど、少しだけ休みにしないパチンコの店があったんですよ、日本に。本当に少しだけなんですけどね。んで、あの、パチンコの店もほとんどのところはちゃんと休みにしてました。病気が広がらないように。でも、その何個かのお店は休みにしないでずっと営業してて、それでそのパチンコが大好きな人達。パチンコがやめられない人たち。そういう人が自分の家の近くのパチンコは全部休みになってるからって言ってすごい遠くから開いてるパチンコの店まで行って、それで朝からずっとパチンコをやってたっていうのがちょっと前にニュースになってて、もうそれを見て俺はなんてひどい話だろうと思いました。
こういうふうにそのパチンコとかギャンブルとか、何かがやめられないことを「中毒」って言うんです。その、わざわざ遠くから開いてるパチンコの店まで行って、朝から、店が開く前からパチンコの前に行って並んで、それでずっとやってるような人たちですね。もう、やめられない、やめることができない、そういうのをパチンコ中毒っています。他にも中毒っていろいろあって、例えばアルコール中毒とか。お酒がやめられない。このギャンブルもその中毒の人がやっぱりたくさんいるみたいですね。パチンコもちゃんとやれば、ちゃんとやるって言うのかな?その、やめられ、やめられなくなるまでやるんじゃなくて、ちょっとお金が余った時に、お金がもうなくなってもいい、負けてもいいって言うつもりで、その余ったお金でちょっとだけやって、もしそれで勝てたら、まあラッキーだったっていう、そのぐらいでね、やるんだったらいいと思うんですけど。でもね、そのやめられなくなるほどずっとやるって言うのはやっぱり良くないですよね。さっきも言ったけどパチンコの還元率って80%ですから、やめられないでずっとやってる人っていうのはやればやるほどお金が確実に減ってくわけですからね。その還元率ってどうやってやるか俺はわからないけど、パチンコのお店の人がけっこう自由に変えられるらしいんですよ。だいたい還元率何パーセントぐらいでお店を営業しようかなっていうふうに。だからお店の人が100%よりも上にしない限り絶対お金が減るってわかってるんだから、だからお金がない人はやめればいいんだけど、でもやめられないっていうのが中毒なんですよね。
ちなみに日本にはパチンコ以外にもギャンブルって、えー、けっこうたくさんあって、例えば競馬とか、あとは競輪とかもですね。競馬っていうのは馬です。馬のレース。あと競輪は、あの、馬じゃなくて、自転車のレース。あと多分これはどこの国にもあると思うんですけど宝くじっていうのももちろん日本にもあります。宝くじは多分みんな、みんなっていうか、あの、やったことがある人が1番多いギャンブルだと思うんですよね。ただ、日本の宝くじの還元率はすっごく低くて、何パーセントだっけな?確か40%ぐらいだったと思います。すごい低いんですよ。だからもし1万円買ったら、4000円ぐらいになっちゃう。なんか日本のその宝くじって、他の国と比べてもすっごい還元率の低いギャンブルらしいですね。だから俺はあまり日本の宝くじはすくな、好きじゃなくてほとんど買ったことがないんですけど、でも、あのー、宝くじって、他のギャンブルと比べて多分中毒になりにくいと思うんですよ。パチンコ中毒とか競馬中毒ってのは聞いたことあるんですけど、宝くじ中毒って聞いたことないんですよ。だから、まあ、あの安全なギャンブル、安全なっていう言い方が正しいかわかんないけど。だから還元率は、まあ、すっごい低いけど、でも中毒の人を作らない、ある意味いいギャンブルなのかもしれませんね。はい、じゃあそれがね、日本の、あの、パチンコとかのギャンブルの話でした。
はい、えーと、ちなみに個人的にパチンコは1回やって負けたのでもう好きじゃありません。あんなのなくなってもいいんじゃないかと思ってます。だって、あの、そのパチンコ中毒の人とかね、たくさんいるみたいですね。こんなこと言うとちょっとパチンコのお店の人に怒られそうなので、あまりよくないかもしれないですけど。でもそのパチンコ中毒になって、そしてもう生活がね、自分の生活も家族の生活もめちゃくちゃになっちゃう人とかもいるみたいなので、そういう人がね、あの、出なくなるような何か制度とかがあるといいですね。みなさんもギャンブルちょっと楽しむぐらいだったらいいですけど、はまりすぎないように気をつけてください。
さあ、それじゃあ今日はこの辺で終わりにしたいと思います。ちなみに今日の日本語のレベルはN2ぐらいなんですが、まあN2よりもちょっと難、あ、難しいじゃない、N2よりもちょっと簡単なぐらいですね。N3よりも難しい文法とか言葉とかはちょっと使ってますが、他はあまり難しくならないようにしました。あのリクエストをくれたステファンさんがだいたいそのぐらいっていうことなので、えーと、N3ぐらいの人もね注意して聞くと、だいたい分かると思うので、今日の話がちょっと難しかったなって思う人は何回も聞いてみてください。はい、じゃあ今日はここまでです。さようなら。