みなさん、こんにちは。友です。これは日本語を勉強している人のためのPodcastです。教科書の日本語はおもしろくない。でも、ドラマや映画は難しすぎる。そんな人のために、日本語教師の友がちょうどいい日本語で話をします。
さて、今日は神社とお寺について話したいと思います。えーと、これはですね、カリナさんという方からのリクエストです。ありがとうございます。
神社とかお寺っていうのは日本の宗教の建物ですね。 神社は神道の建物でお寺は仏教の建物ですこの神道については前にも、あの、説明してるエピソードがあるのでそれを聞いてみてください。神社とお寺は神道と仏教、別々の宗教の建物なのでちょっとね違いもあるんですけど、やっぱり日本にある建物だから似ているところも多いです 。まず日本ではお寺とか神社には皆が一番よく行くのはたぶん初詣だと思います。初詣っていうのは1年の初め、まあ、お正月の時ですね。この時に神様のところに挨拶に行くことなんですけど、この時に行くのはお寺でも神社でもどちらでもいいです。まあ自分の信じてる宗教の建物に行きます。この時に神様にどうやって挨拶するのかっていうやり方って言うか、マナーと言うか、それが神社とお寺ではちょっと違います。この神社とかお寺ですることも違うことが色々あるんですけど、共通していることだとおみくじっていうのがありますね。おみくじっていうのは日本の占いのひとつで、まぁだいたい一回100円ぐらいでできるんですけど、箱の中から1枚紙を取って、そしてそこにこれから自分にどんなことがあるのか、いいことがあるのかそれとも悪いことがあるのか、そういうのが書いてあるそれがおみくじです。俺は占いとかをあまり信じないから最近は全然やってないんですけど、子供の時は初詣とかその神社とかに行くと、必ずと言っていいほどやってましたね。おみくじで一番いいのは大吉って言うんです。そして悪いのは凶と言います。大吉が出るとやっぱり嬉しいですね。反対に凶が出た時は日本人は結構凹みます。凹みますっていうのはすごく残念なことがあって元気がなくなることです 。
他に神社やお寺に行ってすることといえば、お守りを買う人が結構多いと思います。お守りっていうのは、何か悪いことが起きないように神様に守ってもらうために持っている小さい袋のことです。その袋の中に神様からの何かメッセージとか、あとは神様の名前が書いてある小さい紙とか、あとは小さい神様の人形みたいなものが入ってることもあります。日本では初詣の時ももちろんこのお守りを買う人が多いんですけど、まあ例えば、この一年何も大きい病気とか怪我とかしないようにっていう気持ちを込めて買ったりとか、あとは他にも初詣と全然関係ないんですけど、これから何か大切なことがある人とかも買う人が多いです。例えば大事な大学の試験の前とか、あとは子供が生まれる前とか、そういう時に合格しますようにとか元気な子供が生まれますようにっていう風に神様にお願いして、それでお守りを買うっていう感じですね 。他にも日本人ってそんなに宗教に熱心ではないんですけど、まぁ大体の日本人にあなたは宗教ありますかって言ったら特にありませんっていう風に言う人が多いと思うんですけど、でも神社とかに行く人は結構多いと思います。
宗教がないって言うのに。俺はねあのあんまり神様とかは信じてないんですけど、まあ強いて言うなら、何か一つ宗教を信じなさいって言われたら俺は神道なんですけど、その神道の建物が神社ですね。神社には他にどんな時に行くのかって言うと、まあ結構色々あるんですが、例えば俺はこれで行ったことないですけどね、新しい車を買った人が行きます。何で車を買ってから神社に行くのかっていうと、神社に行って、そして神様に事故に遭わないようにって言うお祈りをするんです。あと他にも子供が生まれる前とか子供が産まれた後に、神様に元気な子供が生まれますように、元気に大きくなりますようにっていう風にお願いをしに行ったりもしますね。
まあとにかく神社とかお寺っていうのは、その、いつ行くっていうのがそんなにはっきりは決まってないんですよ。ただ、あの、何か大切なイベントがある時にはよく行くんじゃないかなと思います。俺はね、ちょっと神様に怒られるかもしれないんですけど、あんまり宗教に熱心じゃないから、ほとんど神社とかにもいかないんですけど、でもちゃんと神様に毎日お祈りするっていう人もいます。今の若い人だとそんなに多くないかもしれませんけど、昔はね、あの、毎日ちゃんと朝起きたら神様に挨拶するっていう人は結構いたんじゃないかと思います。それで日本の家には、毎日神社に行くことはできないけど、ちゃんと神様に挨拶ができるように、神棚っていうものがあります。家の中に小さい神社みたいな神様の建物があるんですよ。 そこを神棚って言うんですけど、その神棚に向かって、神様の家があるところですね、そこに向かってお祈りをするっていう人はたぶん昔は結構たくさんいたんじゃないかなと思います。
あと他に神社とかお寺に行く理由の一つで御朱印を集めているって言う人も結構いると思います。御朱印っていうのは、その、お寺とかのハンコなんですけど、あの、ちゃんと参拝をした、参拝っていうのは、その神様にお祈りにいくことなんですけどね。その参拝をするとちゃんと参拝に行きましたよっていう印としてハンコをもらうことができます。それを御朱印って言うんですけど、この御朱印を集めている人もいるみたいで、それをもらいに行く人もいますね。そんなに多くはないかもしれないけど。なんかこの御朱印っていうのは、ちゃんと神様にお祈りしたっていう、そういう印なので、あんまりね、遊び目的みたいで集めるのは良くないんじゃないかなっていうような気もちょっとするんですけど、でも結構色々な面白いご朱印とか可愛い御朱印とかそういうのを作ってるお寺とか神社もあるみたいなので、興味がある人はちょっと調べてみるといいと思います。
さて、それじゃあ今日は神社とかお寺についてのお話でした。日本人ってさっきも言ったけどそんなに宗教に熱心じゃないんですけど、でもやっぱり日本の文化から神社とかお寺って絶対になくしてはいけないものだと思うので、皆さんも日本に遊びに来たらぜひ神社とかお寺を見てみてください。宗教によっては他の宗教の建物に行くことができない人もいると思うんですけど、神社とかお寺って建物を見るだけでも結構綺麗で楽しめる所もあるので、遠くからね、見て楽しんでください。さあそれじゃあ今日はこの辺で終わりにしたいと思います。さようなら。