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script 【episode079】

みなさんこんにちは友です。これは日本語を勉強している人のための Podcast です。教科書の日本語はおもしろくない。でも、ドラマや映画は難しすぎる!そんな人のために、日本語教師の友がちょうどいい日本語で話をします。テーマはリクエストもできるので、リクエストがある人はメールとか SNS とかでメッセージをください。みなさんからのメッセージ待ってます。

さあ、今日は、えーと今日はっていうか今日も、リクエストをもらってます。今日のリクエストは Apple の Podcast の、あの、「評価とレビュー」のところでもらってます。えー、カクさんっていう方ですね。リクエストをもらえるのも嬉しいんですが、このレビューを書いてもらうってすごく嬉しいですね。あの、自分で Podcast を始めるまで知らなかったんですけど、このレビューがたくさんあるとすごく嬉しいし、やる気が出ます。みなさんもぜひ書いてください。

さあ、それじゃ、今日のリクエストなんですが、えーと、このカクさんという方、アルバイト、日本のアルバイトですかね、えーと始まったそうです。すごいですね。それで、「日本のオフィスマナーとか、人間関係について知りたいです。特に90%以上が女性の会社でどう生きるかっていうことについて。」だそうです。

この、女性が多い所でどんなふうに、あのー、仕事を、していくかっていうのは、男性にとってはね、けっこう難しい課題かもしれませんね。もちろん、その、男性とか女性っていうだけで全部が決まるわけじゃないので、それだけじゃね、物事は何も考えられないし、何も決められないんですが、それでもやっぱり、こう、男と女で違う部分というのもあるので、周りが女の人ばかりだと男としてはね、少し、こう、気を使うじゃないけど、なんか気をつけなきゃいけないことがあるんじゃないかなっていう気持ちにはなりますね。

さあ、それじゃあ、この周りが女性ばかりの職場なんですが、例えば看護師とか保育士とか、そういうのはやっぱり今でも、完全に女の人だけではないですけど、女の人が多い仕事だろうなというイメージはまだありますね。ちなみに俺の仕事、日本語教師って男の人が多いか女の人が多いかって、みなさんわかるでしょうか。日本語学校とかにね、行ってた人はわかるかもしれませんが、日本語教師は完全に女の人の方が多いです。これ、けっこうね、日本語教師、日本語教師っていうか日本語教育のけっこう大きな課題だと思うんですけど、まあ、ちょっとここではね、語りきれないぐらいいろんな要素があって、女の人の方が男の人よりすごく多いですね。んで、今の俺の職場も、今の前の職場も、女の人の方がすごく多かったで。前の職場はだいたい8対2ぐらいで女の人が多かったかな。んで、今の職場は、先生はだいたい15人ぐらいいるんですけど、その中で男の人は2人です。俺とあともう一人だけ。しかもその俺の他のもう1人の先生は非常勤、まぁつまり、いつもいるんじゃなくて決まった曜日だけしか来ない先生なので、普段は男の先生ってほぼ俺1人です。で、そうなると、やっぱり最初にもちょっと話したように、周りがね、ほとんど女の人で、男がすごく少ないので、まあ、気は使います、正直。例えばどんなところで気を使うかって言うと、話し方とか話す話題とか、そういうのもね、特に最初の方は、まだ職場に慣れてない時には、気をつけてました。やっぱり、こう、男友達と話すような、そういう話し方とか、まあ、言葉遣いだと、ちょっとね、なんか乱暴な感じになっちゃうかなっていう気がしたので。で、話題とかもそうですね。好きなものってやっぱり男女で違うところが多いと思うので、そういうところもね、ちょっと気をつけ、気をつけて、あのー、何について話すか、どんな話題を出すか、ってのも気をつけてましたね。まあそんなことをしてたら最初の頃はちょっと職場で俺はゲイなんじゃないかっていう誤解もあったみたいなんですけど。まぁ今はその誤解はなくなりましたけどね。んで、まぁ、あの、とにかく、あの、そういうふうに、俺はまずは気をつけてた所っていうのは、その、話し方とか話題とかですね。あと、他に、そうですね、その、周りが女性だから気をつけてたって言うと、まぁこれは周りに女性が少なくても気をつけるべきところではあるんですけど、っていうか、まぁ、女性じゃなくてね、周りが男性でも気をつける、気をつけるべきところなんですけど、できるだけ他の人に体が触れないようにっていうのは気をつけてます。肩とか背中とかね、自分から触るのはもちろんだめですけど、あの、すれ違う時にね、ぶつかるとか、そういうのも絶対なくそうっていうのは気をつけてます。もちろんね、男同士だからって言って、あの、他の人に触っていいわけじゃないんですけど、まあ、すれ違う時にぶつかるぐらいだったら、男同士なら、まあ、そんなに気にしなくても大丈夫かなという気はするんですが、相手が女性だと、すごい、こう、申し訳ないなっていう気がするので、できるだけ、こう、距離が近くなりすぎないようにっていうのは気をつけてます。まあ、俺の場合特に、俺けっこう体がでかい方で、背も高くて、あの、格闘技とかやってるから、ちょっとこう、他の、他のっていうか普通の人より筋肉とかも多めなので、けっこうね、俺みたいなのが近くにいたら、男とか女とか関係なく怖いんじゃないかなっていうような気がするので、まあそれでね、できるだけこう、近すぎないように言っていうふうに気をつけてます。まあ、とにかく、あの、あんまり「周りが男だから」とか、「周りが女だから」とか、そういうのは関係なく、やっぱりその、周りの人が不快になることをしないっていうのが一番大事だよなっていう気はしますね。だから、「周りが女性ばかりの職場だから、これ気をつけよう」っていうんじゃなくて、周りにいる人、もう男でも女でも関係なく、周りの人を不快にしないように気をつけようっていうふうに思ってれば、まあ、どんな職場でも大丈夫じゃないかなっていう気はします。やっぱ、それが一番大事ですよ。

で、この周りの人を不快にしないようにって言うためには、えー、リクエストにもあったオフィスマナー、まあ、このマナーですね。それも大事になってくるんですが、実はそのオフィスでのマナーっていうのは、けっこう、職場によって違うので、何が大事とか、何をしなければならないとか、何をしてはいけないっていうのは、けっこうね、その職場に入ってみないとわからないところが多いと思います。例えばどんな服を着るかって言うのも、会社によっては必ずネクタイをしなければならないとか、服の色はあまり明るすぎないようにとか、そういうルールがあったりするところもあると思いますし、逆に、あんまり服について細かく決めてなくて、まあ、こう、お客さんが嫌な気持ちにならないような服、汚い服とかじゃなければなんでもいいよ、みたいなところもあるだろうし、あと、他にも、こう、オフィスの中でしていいこと、してはいけないこと。オフィスの中で、こう、おやつとか、あの、お菓子とかジュースとか飲み食いしていいかとか、仕事中に、こう、他の同僚と私語をしてもいいのか、私語って、まあ要するに、おしゃべりしてもいいのかとか、あのー、電話、携帯電話ね、自分の電話を机に置いといてもいいのか、鞄に入れなきゃだめなのか、まあ、いろんなね、ルールがあると思うんですけど、けっこう職場によって変わります。

だからそれは、その職場に入ってから周りの人に聞いたりとか周りの人がしてることを見たりとかして、それで覚えてくのが1番いいんじゃないかなと思います。

ただ、まぁひとつだけね、どの職場に行っても大事なのは、挨拶ですね。挨拶をしなくていい職場っていうのは、俺は見たことないかな。今までやってきたアルバイトとか仕事とか全部ですけど、あの、挨拶は必ずしっかりしてました。なので、どんなね、あの、その職場での文化があるかは入ってみないとわかんないんですけど、でも入った時にしっかり挨拶して、そして、こう、わからないことがあったら先輩に聞くっていうことやってれば、いいんじゃないかなと思います。だからね、前の職場で大丈夫だったから次も大丈夫とか、前の職場でダメだったことは次の職場でも全部ダメとか、そういう事って全然ないと思うので気をつけてください。

てことで今日は、あの、日本の職場での働き方についてですね。

最初はね、やっぱり、その、男女の違いとかで、周りに女性がたくさんいて、その中に男が自分一人だけだったら戸惑うこととかもね、あるかもしれませんけど、大事なのって、男だからこうとか、女だからこうっていうんじゃなくて、周りをよく見て、そして、その周りの人が嫌そうな顔をしてないかとか、そういうのにね、気を配るのが大事じゃないかなと思います。日本では、その、空気を読むっていうのが大事ですからね。

では今日は日本のね、オフィスって言うか職場での話でしたが、みなさんの国の職場で、こう、気をつけるべきことって何かあるんでしょうか。何か面白い話があったら、ぜひ教えてください。それじゃ今日はこのへんで終わります。さようなら。

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episode079「日本の職場(N2)」

Q 日本の職場って、どんなところですか?

A 社風によります。