投稿者: LTJ
episode198「卒業式(N4)」
episode194「(N3)」
episode193「(N3)」
episode196「方言(N2)」
皆さんこんにちは、友です。これは日本語を勉強している人のためのポッドキャストです。教科書の日本語は面白くない。でも、ドラマや映画は難しすぎる!そんな人のために日本語教師の友がちょうどいい日本語で話をします。
さて、今日はですね。またリクエストもらったんですけど。 あの、日本語、まあ、日本語っていうか外国語ですね。外国語を話すときに間違えることを恐れちゃって、それでうまく話せない。どうしても自信が持てない、どうしたらいいですか?っていう、まあリクエストというかね。そういう質問ですね。なので、その自信が持てないときはどうすればいいのかっていうのが今日のテーマです。これはね、難しいテーマですよね。あのー、俺もね、やっぱり、あのー、外国語の学習者の一人ですからね。日本では、日本ではっていうか、学校に行ったらもちろん俺は先生としての立場で話をしているから、日本語だけなんですけど、これが旅行に行った時とか、あとはちょっと前まで何年か前は台湾に住んでましたからね。 そういうときには、もう俺も先生じゃなくて、学習者の立場ですよね。 で、外国語で話をするんだけど、 あのー、その時の気持ちっていうのは、だから俺もよく分かるんですよ。 例えばね、えっと、2年ぐらい前だとちょっとハワイに旅行に行ったので、そこでは英語を使いますね。英語で話すのが、やっぱり少し、あのー怖い、怖いじゃないけど、まあ、少し緊張する感じですよね。ていうこともあるし、台湾に住んでいる時も、あのー、 最初はね、やっぱり中国語で話すのがちょっと緊張するっていうか、あのーそもそも話すことすら、ね、ためらっていたというか、住み始めて何ヵ月かは、 外で話をするなんて言うことはほとんどありませんでしたからね。 だからその外国語を話す時の不安とか緊張とかそういう気持ちはよくわかります。じゃあね、これはね、あの、どうすればいいのかっていうのは、結構ね、人それぞれ違うんですよやっぱり。あのー、最初からね、もう全然日本語が話せないときからすごい下手な時から、何も気にしないで、たくさん話す人もいれば、一年、二年、三年って長い間勉強してるけど、それでも人前で話すのがあまり得意じゃないから、ずっと不安だっていう人もいると思います。 だから、あのー、人それぞれ一番適したアドバイスっていうのは絶対違うんですよね。だから俺も今日、あの提案はします。 ただ、それがね、すべての人に適しているかどうかはちょっとわかりません。
ええと、でね、ただ、全ての人に適しているかどうかはわかんないけど、多分、全ての人に当てはまる方法っていうのが一つだけあります。 それは何かっていうと、慣れることです。 いや、なんかこれあんまりアドバイスにならないかもしれないけど。 やっぱりね、そのー、不安って、あのー、それがね、大丈夫だっていう根拠っていうか、自信っていうかね、そういうものが持てない限り、その不安はずっとつきまとうんですよ。 だから、どうすればいいかっていうと、日本語で、まあ日本語っていうかね、外国語で話をして、間違えたとしても大丈夫だっていうことが分かるまで、たくさん話をして、たくさんなれるしかないと思うんですよね。
でね、あのー、これね、ちょっと間違えるのが怖くて話せないていう人に聞いてみたいんですけど。 外国語で話すときに文法とかね、言葉とかを間違えて、何か悪いことはありますか?ねえ、いや、もう間違えることがそれ自体が怖いって言われたら、もうそれで終わりなんですけど。俺はね、その日本人として、日本語を勉強している人の話を聞いたときにね、全然間違った日本語とか、まあ言葉とか文法とかもね、間違ってても、気にしないんですよ。 それはもちろんね、俺が日本語の先生だからっていうのもあると思うんですけど。でも、あのー、まあ、子供のときからですね、その日本語の先生なる前もずっと、あのー、外国の人がね、日本に旅行に来て、それで日本語で話しかけたりとかして来た時に、間違えても全然、あのー、「旅行に来たくせに下手な日本語を使うな」なんて怒ったり、絶対しませんからね。 むしろ、「あっ、日本語の勉強を頑張ってんだな、頑張って日本語で話してるんだな」って思うと、あのー、逆に好意的な気持ちにすらなります。 で、 あの、もしね、間違いが多くてわかんなくても、「ごめん、ちょっとわかんなかった。それ、どういう意味」っていう風に聞き返すことがあると思うんですけど。 それをね、あの、それは別に怒っているわけではない。 むしろ、こう、下手な日本語で話されて俺がわかんなかった時ね、そのときも、あの、「あ、下手だからもう話すのやめよう」っていう風に思われるよりも、「あっ今の説明じゃわかんなかったから、じゃあちょっと違う言葉でもっといろんな言い方で説明してみよう」っていって、そのね、下手な日本語であっても、たくさん話してもらったほうがコミュニケーションを取りやすいんですよね。だから、間違えること自体何も問題ないし、間違えてもあの、大丈夫なんですよ。だから、その自信を持って話すためにはね、どうすればいいのかっていうと、間違えても大丈夫。間違えるのは悪いことではないっていうのを、何回も間違った日本語を話して、失敗して、で、「あ、大丈夫なんだな」ということを実感するのがいいんじゃないかなと思うんですよ。だから最初はねやっぱりその外国語で話をする時に、間違えたらどうしようと思うかも知れないけど、「間違えたらどうしよう」の先まで考えてみてください。 「今ここで日本語を使って話をしても、相手に伝わらないかもしれない。でも伝わんなかったらじゃあ何か問題ある?」って考えてみて、で、あのー、下手な日本語でね、 間違って、相手に怒られるっていうことは絶対にないから、 それ考えてみると、「間違ったらどうしよう。あれ、いや待てよ。間違えても別にいいじゃん」っていうことに気づけるんじゃないかなと。 それでもやっぱり最初は間違えたら怖いと思うかもしれないけど。 あのたくさん日本語をね、使っているうちに、間違えても大丈夫だっていうことが分かってくると思います。 自分の日本語下手だけど、あでも、下手な日本語なりにいろいろ話せば分かってくれるっていう気持ちがどんどん多くなると、まあそういう実体験が増えてくると、緊張とかね。どんどんなくなってくると思います。でやっぱり俺もね、その台湾に住んでる時に、 最初は中国語で話すのが怖かったけど、だんだん慣れてくると、 まあ、特に台湾の人ってね、あの優しい人多いんですけど、日本人って言うと。 あのすごい親切にしてくれる人多かったから、 俺の下手な日本語でもなんか話を聞いてくれるし、あの頑張って英語とかも使っていろいろ説明しようとしてくれるから、 けっこうね、あの、大丈夫だったんですよ。で、あのもう最悪、中国、俺の中国語も通じない相手の英語とか、日本語、相手が英語とか日本語もわかんない。でもその時も、顔とジェスチャーで、なんとなくコミュニケーションはとれました。だからね、そういうことに気づいてくると、あ、俺中国下手だけど、間違えてもなんとかなるなって言う気持ちがどんどん大きくなって、それで最終的には中国語で話すその緊張感とかね、不安とかもなくなっていきました。
はいってことで、もうとにかく同じ話を何回も繰り返すようなんですけど、間違えても大丈夫なんですよ。もう本当に今日は、このエピソード同じ話何回も言ってる、これしか言ってないけど、間違えても大丈夫。 間違えても何も悪いことはないし、あの怒られたりもしない。 それに気づけるかどうかっていうのが重要かなと思います。 まあねその、 時々ね、ええと、この今日のメッセージくれた方は、ベトナムのかたなんですけど、例えばベトナムの人だと日本語を勉強した時に、あのー、「つ」、「たちつてと」の「つ」。これがね、苦手で言えない人っていうのが結構多いんですよね。で「つ」がね、「ちゅ」みたいになっちゃう。で、 あの、日本語の「つ」と「ちゅ」を間違えると、 時々ね恥ずかしいこともあるんですよ。 例えば、あの、「机の上に本があります」っていう時に、「ちゅくえの上に本があります」って言ってしまうと、あの、小さい子供、赤ちゃんみたいな話し方に聞こえちゃうから、それでね、あの、えっとちょっとこう、大人が赤ちゃん言葉を使っているっていう風に聞こえて、笑われてしまうことなんかはあるかもしれない。 だから、あの間違えてもいいんだ。 でもちょっと笑われるのが嫌だなって思ったら、その、自分のね、あの日本語のちょっとこう分かりにくい所とか、間違えやすいところ、まあ自分だけじゃなくて、自分の国の人、まあ、例えばそのベトナムだったら「つ」が難しいみたいなね。そういうところがわかると、そこだけをちょっとね対策としてなんかいろんな練習をして、それで会話ができるかなと思うので、間違えてもいいけど、絶対間違えたくないところっていうのをそこだけを決めて、それをしっかり練習して、でそれ以外はまあいいやっていう気持ちで行けば、いいんじゃないかなと思います。
はい、じゃあ今日は何か長い割におん、大した話はしてないですね。同じ事しか話してないんですけど。 その外国語を話す時の不安とか緊張とかですね。それを取り除くために、どうすればいいのかっていうことで、あのー、たくさん話をして、間違えても大丈夫だっていうことに気づいて、そして慣れてください。 それがね、あの一番だと思います。そして、間違えることに慣れて大丈夫だ。たくさん話そうって思って、たくさん話していると。、あの、どんどんね、日本語も上手になると思いますから、日本語を勉強している皆さんは、えー、ぜひ頑張ってたくさん間違いをしながらね、話をしていただきたいなと思います。
はい、じゃあ今日はね、ええと、参考になったかどうか分かりませんが、リクエストというか質問の答えでした。皆さんも何かこうリクエストとかあったらね。ぜひメッセージとかコメントとかをください。皆さんからのコメントを 楽しみに読んでます。 じゃあ、このへんで終わりにしたいと思います。さよなら。
皆さん、こんにちはトモです。これは日本語を勉強している人のためのポッドキャストです。教科書の日本語は面白くない、でもドラマや映画は難しすぎる、そんな人のために日本語教師のトモがちょうどいい日本語で話をします。
えーと、最近ちょっと忙しくてね、あの新しいエピソード遅くなってすみませんでした。えーと、今日はまたリクエストをもらっています。 不動産についてっていうテーマなんですけど、不動産についてなにか適当に話してくださいっていうね。なんかこう、ふんわりとしたリクエストですが 、まあ、こういうのもね俺はきらいじゃないですけどね。なんかあまりね具体的な、特定のテーマじゃなくて漠然としたもので適当に話す、だとまあ俺も気楽に話せるからね。
はい、じゃあですね、えっと、不動産についてなんですけど、まあそもそも不動産てなにかっというのを軽く説明しておくと、簡単に言うと土地とか建物とかそういう動かないもの。不動産の”不”(ふ)はあの不便とか不幸の”不”で、”動”(どう)はうごく、 だから不動っていうのは動かないっていう意味、”産”(さん)は、あのーえーと例えば産て、産まれるっていう出産の産とかあとはえーとお土産って言うにもこの漢字入っていますね。その”産まれる”っていう漢字なんですけどこの漢字の意味ってうまれるだけじゃなくて、自分の持っている、あの、お金とか物とかね、そういうものっていう意味もあるんですよ。まあ財産とかいう言葉もありますからね。なので不動産っていうのはその自分の持っている動かない物。んで、まあ、だいたいはね、不動産っていうと家とか土地の話が多いんですけどね。逆に不動産、”不”じゃなくて動産って言うとまあその他のもの全部ですけどね、”動く”もの。んで今日はその不動産についてなんですけど、まあ不動産ってねやっぱり今言ったようにだいたいは家とかね土地の話なんですが、これけっこうまあタイムリーの話で、実はね、俺今年家を買ったんですよ。今年って言うか、買ったのは去年で、契約が去年で、うちを作り始めて完成したのが今年。だから最近ね、引っ越したばっかりだったりするんですけど、結構ね、やっぱり家を買うって大きな決断ですよね。やっぱり、やっぱあの人生の中でいちばん高い買い物が家だっていう人も、少なくないですよね。むしろほとんどの人がそうだと思うんですけど、まあね、やっぱり緊張しましたよね、契約するときは。あの、もちろん家とか土地って高い買い物だから、その一回でお金を全部払うわけじゃなくて、ローンを組んでね、買うわけですけど、いや、こんなね、高い額の長期間のローンなんてやっぱり今までしたことないからね。契約書にサインする時に手が震えました。でね、俺はうちを買ったんですけど、日本でね、働いている人って、まあ特に結婚している人とか子供がいる人ってね、俺みたいに、その、家を買うかどうかってすごい悩んでいる人ってすごく多いと思うんですよ。なんでかっていうと、あの、アパートとかマンションでね暮らしててももちろんいいんですよ。んで特に仕事の関係で引っ越しをね、時々しなきゃいけない人、転勤がある人なんかは家を買うと、あの、買ったのに引っ越しなきゃいけないっていう状況になっちゃうから、だからなかなか買えないと思うんですが、俺の仕事は転勤ってないからずっとほとんど同じ場所に住むことができて、んでそうなると、アパートとかねマンションの家賃を毎月毎月払って、何万円っていう高い額ですよう。うんで何十年って払って、んでその後、引っ越ししようってなったら、今までずっとお金を払ってきたのに、なに一つ自分の物にならないわけじゃないですか、アパートって。まあ、あの賃貸のものだったらね、マンションでもそうなんですけど、だからずっとね、お金を払うなら、家を買って、んでローンでお金を払えばそのマンションに住むのと同じぐらいの金額かまあもしくはねそれよりももうちょっと安いぐらいの金額で済むし、何十年か経ってねローンを払い終わったら、その家と土地は全部自分のもの。だから自由にできるし。もしいらなかったら売ればいいしね。
てことで、あの家をね、買ったほうがいいんじゃないか、でももしかしたらこれから引っ越しするかもしれないし、どうしようっていうふうに悩んでいる人がすごく多いんじゃないかなって思うんですよ。で俺はまあ引っ越しは絶対しないだろうし、あのアパートだとねやっぱり狭いから、だったらちゃんとね自分のものになる、自分の物にお金を払ったほうがいいなと思って、買ったんですよ。いや、大きい決断でした。んでね、俺の場合は田舎に住んでいるからね、すごい田舎の方だと土地が余ってるからあの土地とあとは家っていう選択肢の方がね選ばれることが多いと思うんですけど、そうじゃない場合って、あのー、家を買うんじゃなくてマンションをね買う人ってのも結構いるんですよ。マンション買うってあのマンションの建物全部じゃないですよ、マンションの中のひと部屋ですね。俺もね最初はけっこう迷ったんですよ、土地と家を買うよりマンション買った方がもうお金は全然安いですからね。安いしあとはやっぱりその家の周り、周りっていうか、マンションだと通路とかですけどね。そういう所の掃除も管理人もしてくれるし、まあいいマンションだったらね、そのマンションの中にあの遊ぶ所とか子供の遊ぶ所とかね、あとはジムとかプールとかそういうのがついているっていうところももちろんあるし、だからね、その楽さ快適さでいうとマンションはね、いいなと思ってそこはすごい悩んだんですけど、でもやっぱりね、その、土地が欲しいなと思ってね。その、自分で自由に好きなもの作れる土地があったほうがいいなということで、結局ね、家にしました。
んで、まあ引っ越しをしてからね、結構何ヶ月が経ちますがやっぱり新しい家ってね、快適ですね。でその、今快適に暮らしができているっていうのもあるし、それだけじゃなくて、その、ローンを払い終わったらね、このうちまあだいぶ古くはなりますから、もしね、その、子どもとかはいても、そんなローンを払い終わる頃には、どうせね子どもも大人になって引っ越しをしてね、子どもは子どもはだけで生活をするってなると、その、年寄りだけでそんなでっかいうちに住むのも、そんなにね、場所もいらないしね、あの広いと疲れるから、だったら売ったりとかして、てまた新しい家に引っ越しとかもできるから、そういうね、いろんなことを考えられる、選択肢ですごい、まぁ、結局これを選んで良かったなっていうふうに、思ってます。でまあ不動産って言うとね、あの、今の俺の状況だとあまりやっぱりその家の話しかなかなか出てこないんですけど。もしね、もっとすごいたくさんお金があったら、アパートとかマンションとかを自分で作る。あの、今度はひと部屋じゃなくてね、建物全部自分で建てたりとか建物買ったりして、そしてそれを貸して、部屋を貸して、そしてね家賃収入を得るっていう、そういう選択肢が出て来るんですよね。まあ、これ憧れですよね。あの、家賃収入って、要するに何も仕事しなくても建物があればお金が入って来るわけですから。んで、アパートとか管理はその不動産会社の人とかね、そういう人に任せておけば、本当に自分はなにもしなくてもいいわけですからね。だから、まあそれだけで生活はできなかったとしても、フルタイムでしっかり働かないでバイトとかパートとかだね、ちょっと仕事をして、で後は家賃は収入だけで生活っていうこともできるだろうから、まあそれはね、憧れではありますが、ちょっと元手がないと、元になるお金がないとできないので、今俺の中にはその話をするっていう選択肢があまりない状態ですね。
はい、じゃこんなのが、ちょっと不動産の話で本当に今の俺だとね家を買ったばかりだから家の話ばかりになってしまいますが、あのまあ家ってねけっこう文化を表すものだから、その日本人の家とね、あの、近い国でも韓国の家とか、中国の家とかそういうところでも全然違う家がね、あの家の中の仕組みっていうか構造とかね、そういうのが全然違うものがたくさんあるから、結構その家だけの、あの話っていうかね、それだけでも、面白いところがあるんじゃないかなっていう気がします。なのでね、あのちょっと不動産の話とは少しずれますが、みなさんもね、日本人の家とかね、日本の家を見て、ああこんな家を作るのか、とか、あの、自分の国だとちょっとね、こういう特別な家の作りとかありますよ、とかそんな話があったら、ぜひ教えてください。じゃ、えーと、今日はね、この辺で終わりにしたいと思いますが、また皆さんもなにかリクエストがあったら、ぜひメッセージとか送ってください、待ってます。それじゃ、さようなら。
episode192「今年の抱負(N3)」
今年こそは…!今年こそは……!!
episode191「今年の反省(N3)」
毎年同じような反省している気がするな…。