カテゴリー
episode081-090 Script

script 【episode090】

みなさんこんにちは、友です。これは日本語を勉強している人のためのpodcastです。教科書の日本語は面白くない。でもドラマや映画は難しすぎる!そんな人のために日本語教師の友がちょうどいい日本語で話をします。

今日もテーマのリクエストもらってます。今日はジブリ。ジブリについて話してくださいって言うリクエストです。このリクエストはスロバキアのアンナさんと言う方からです。スロバキアの人と話すのは初めてなので、ちょっとびっくりしました。リクエストありがとうございました。

さて、このジブリなんですが、前のエピソードでちょっと話したことがあったと思うんですけど、俺はけっこうジブリが好きなんですよ。ディズニーの作品は全然見ないでジブリばっかり見てたっていうふうに、ディズニーランドの話をしたときに言ったと思います。

じゃあまずは、ジブリって何なのかって言うと、ジブリは会社の名前です。映画を作る会社です。アニメの映画なんですけど、このアニメの映画っていうのが日本ではとっても有名で、ジブリのアニメを見たことがない人っていうのは日本にほとんどいないんじゃないですかね。いや、俺が好きだからそう思うのかもしれないけど。でもすごく人気なのはほんとに間違いなくて、例えばその証拠に一年に何回かテレビでこのジブリの映画が放送されます。なぜそんな毎年何回も放送されるかわかりますよね。それだけたくさんの人が見るからです。なのでこのジブリっていうのは、俺が個人的に好きなだけじゃなくて、日本中でとても人気がある映画です。ジブリについて話すことって言うとたくさんあるので、この1回だけではね、全部話すことができないんですが、とりあえず俺の好きなジブリの作品の紹介をしておきたいと思います。

まずは、えー、今まで俺が多分1番多く見てる作品。それは『となりのトトロ』っていう作品です。これは俺が子供の時に家にビデオがあったので、暇なときに何回も見てました。トトロっていうのは森の中に住んでる不思議な生き物です。普通の動物じゃないですよ。森の中に住んでて1000年以上生きてる不思議な生き物です。見た目は、なんだろう。猫でもないし熊でもないし、なんか大きい体でちょっと丸くて、猫とウサギの真ん中みたいな耳をしてる生き物です。『となりのトトロ』って言う映画は、このトトロと、あとは普通の人間の子供、サツキとメイっていう2人の女の子、この人たちがトトロのおかげで不思議ないろいろな経験をするって言う話です。詳しくはね、ぜひ見て欲しいので俺からは説明しませんけど。

さて、次に俺が好きなジブリの作品。次に好きなのは、やっぱりラピュタですね。『天空の城ラピュタ』っていう映画です。これは、天空の城、天空っていうのは空ですね。空の上の城です。空の上にラピュタっていう大きな城があって、まあ、城っていうか街全部ですかね。お城だけじゃないですね。パズーとシータっていう男の子と女の子がそのラピュタに行く話なんですが、まあこれも詳しくは自分で見てみてください。

えー、他に俺が好きな作品。ちょっとねぇ、ジブリの作品好きなものが多すぎて、全部言ってると長くなっちゃうんですけど、あと1つ。そうだなぁファンタジーじゃないものを言うと、あー『耳をすませば』とかもけっこうね、何回も見ました。『耳をすませば』っていうのは中学生の女の子と男の子の話。恋愛ものですかね。恋愛だけじゃなくて、その中学生の2人が自分の夢。夢を見つけて、そしてそれを叶えるためにいろいろなことをするっていう、そういう話なんですが、これを見ると若いっていいなぁっていう気持ちになります。もう一回中学生になりたくなりますね。

あ、あともう1つ。さっき1つって言ったけどもう一つ好きなの、いや、好きなのはほんと1つじゃなくてもっとたくさんあるんですけど、でも言っておきたいそれは『もののけ姫』。これも面白いです何回も見ました。もののけ姫は難しいんですよ。人と動物と自然の関わりについてですかね。人は生きるために自然を壊したり動物を殺したりするから、動物から見たら、まぁ動物と自然から見たら、人間は敵ですよね。悪いものですね。でも、その動物を殺したり自然を壊したりする人っていうのは、悪いことがしたくてするんじゃなくて、自分たちが生きていくためにするとか、あとは自分の大切な人を守るためにするとか、いろんな理由があるんですよね。だから動物から見たら人間は悪いものだけど、でも人間から見たら、人を殺す、人に怪我させたりとかする動物っていうのは悪い動物に思える時もありますよね。だから人も動物も、どちらも正しいし、どちらも悪いんですよね。さらにこの『もののけ姫』っていうのは人間と動物だけじゃなくて動物に育てられた人間っていうのもいるんです。それがもののけ姫なんですけど、もののけ姫は人間だけど、でも動物に育てられたから、だから人間だけど人間は悪いと思って、動物と一緒に戦うんです。そんなふうに人間も動物も誰が悪いか、誰が正しいかっていうのがわからない、誰が何をするべきなのかって言うのを考えさせられる、そんな映画です。ちょっと難しい話をしましたけど、でもすごく面白いですので、これもぜひ見てほしいなと思います。

さて、ジブリの映画っていうのは、もうほんとにこれだけじゃなくて他にもたくさん面白いのがあるんです。『風の谷のナウシカ』とか『魔女の宅急便』とか。ただ全部言ってるとちょっとね、時間がすごくかかってしまうので、今日は1回このへんで終りにしたいと思います。

ジブリの作品はとても有名なので、日本語だけじゃなくてたぶん他の英語とか中国語とかいろんな言葉に翻訳されてる思うので、日本語がまだあんまりわからないって言う人でも、翻訳されたものだったら楽しめると思うので、ぜひ見てみてください。

ジブリっていうのはほんとに日本中の人が知っているものだと思うんですが、みなさんの国にもそういう自分の国の人みんなが知っている作品っていうのがあるでしょうか。もしそういう自分の国ではとても有名でとても面白いですっていう作品があったらぜひ教えてください。それじゃあ今日はこの辺で終りにしたいと思います。さようなら。

カテゴリー
episode081-090 Script

script 【episode089】

みなさんこんにちは、友です。これは日本語を勉強している人のためのpodcastです。教科書の日本語はおもしろくない。でも、ドラマや映画は難しすぎる!そんな人のために日本語教師の友がちょうどいい日本語で話をします。

今日のテーマは擬音語とか擬態語についてです。擬音語とか擬態語って何かと言うと、擬音語っていうのは物の音を表すことば、そして擬態語っていうのは物の動きとか、あとら状態ですね。それを表すことばです。今日はこれについてなんですが、ただちょっとね、擬態語は物の動きとかなのでPodcastだとね、ちょっと、あの、物の動きを見せることができないから、ちょっと説明が難しいので、今日は擬音語についていろいろ紹介したいと思います。

じゃぁ擬音語ってどんなものなのかというと、たぶん、みなさんも聞いたことあると思うんですけど、例えばこういう音。何かをノックする音なんですが、これを日本語で書くとどうなるか、わかりますか。人によって違うかもしれませんが、これはトントンとかコンコンっていうふうに書く人が多いと思います。こういうふうに音を日本語にするのが擬音語です。じゃあ他にどんな擬音語があるのか、ちょっとね、いろいろな音を出して、そしてそれを実際に俺が擬音語にしてみたいと思います。

じゃあ今やったのはノックする音ですね。ドアとか何かを叩く音なんですが、小さい音で、そしてまあ、軽い音ですね。これだとさっきみたいな、あまり大きくない軽い音を日本語にするとトントンとかなんですけど、これをもう少し大きい音とか強い音にするとどうなるか。例えばこんな音です。今のは同じ場所を叩いたんですが、最初に叩いた時は指で軽く。今度は手を使って、手全部でパンチするみたいにちょっと大きく強く音を出しました。こういうふうに強く叩いたときの音はトントンじゃなくて、今度は点々をつけてドンドンとなります。ドンドン。だいたい日本語は点々がつくと、強い音とか大きい音になります。

じゃぁ次、たたく音じゃなくて別の音です。聞いてください。これ何の音かわかりますか。袋の中に入っている紙。紙を触ったときの音です。この紙を触ったときの音はがさがさということばで表します。がさがさっていいます。

じゃあ、次です。今度は袋じゃなくてかばんの中に手を入れています。かばんの中に手を入れて、そして何かを探しているときの音。ごそごそって言うふうに言う時が多いです。かばんの中に手を入れた時じゃなくてもいいんですけど、紙の音ががさがさで今度はかばんの中にあるものは紙じゃなくてもっとかたいものが多いので、そういうかたいものとかを触ったりとか何かしてるときの音がごそごそといいます。

じゃあ次です。今度はものを触った音じゃなくて機械のスイッチの音ですね。今のは扇風機のスイッチを入れた音なんですが、こういう機械の音はピッといいます。機械の音の時はかたかなでピッですね。がさがさとかひらがなで書く時もあるんですけど、機械の時はどうしてだろう、どうしてかは俺もわかんないですけど、かたかなで書きます。

じゃあその次ですね。次はこの音です。これは何の音かすぐわかりましたか。水の音ですね。水道の水の音です。水の音もいろいろあるんですが、今の音だったら俺はジャーと書きます。水が流れる音で、ジャーです。これもカタカナで書きますね。

じゃあ続いて今度はこの音です。ちょっと小さい音でしたが、これはシャープペンシル。ペンの押す音。これはカチといいますカチカチですね。小さくて硬い感じの音はカチというふうにいいます。今のペンだけじゃなくて、例えばこういうのも同じくカチですね。

聞こえましたか。今の音はマウス。パソコンのマウスの音です。マウスをクリックする音ですね。

じゃあ次の音行きますね。今度はこれです。さぁこれは何の音かというと、カーテンを開けたり閉めたりする音です。今のカーテンの音。俺だったら今のはシャーっていうふうにいます。シャーですね。水の音とかもシャーって言う時がありますが、もうちょっと軽い感じのイメージですね。

さあ、次行きますよ。次の音はこれです。はい、今度は何の音がわかったでしょうか。今の音は俺がベッドに倒れた音です。ベッドみたいに柔らかいもの、ソファーとかクッションとかでもいいですね。そういう柔らかいものにぶつかった音は、今のは俺だったらボフッといいます。

じゃあ次。もう1個だけ行きますね。今度はこの音です。はい、この音がなにかというと、これも柔らかいものなんですが、今のはタオルです。タオルを振った音です。タオルとか服でもいいんですけどそういう布。布を動かしたときとか、あとは風で揺れてる時とか、その音はバサバサといいます。今のは俺だったらバサバサといいます。

はい、じゃあ、こんな感じで日本語ではいろいろな音をことばにします。人によってもちろんどんなことばにするかってのはちょっと違うんですけど、でも、けっこうね、みんな似てると思います。どうして何か音を聞いたときにみんな同じようなことばにするかっていうと、それは日本人は小さい時からいろいろな本を読んでいるからです。この擬音語っていうのは、実は漫画が好きな人はとても得意なんですけど、漫画にはいろいろな音が字で書いてあります。もちろん漫画だけじゃなくて小説とか小さい子供が読む絵本とかでもそうなんですけど、たぶん漫画が1番多いと思います。日本人はこの漫画とかその子供が読む絵本とか、いろんなものを昔から読んでいるので、それでどんなときにはどんなことばにするかと言うのをみんななんとなく知っているので、何かの音を聞いたときにみんな同じようなことばにします。この擬音語とか擬態語っていうのは、慣れないと結構難しいとは思うんですけど、でも日本人はみんなこの擬音語、擬態語をとてもよく使うので、これが上手に使えると日本語がまたちょっと上手になると思います。なので、みなさんも頑張って覚えてください。1番いい覚え方は、さっきも言ったけど、漫画だと思います。漫画をたくさん読むとね、いろんなことばがわかります。俺は自分がね、漫画が好きだから、勉強する時も楽しむ時も、漫画はすごくいいと思ってます。みねさんもぜひ漫画読んでください。

じゃあ今日はこの辺で終りにしたいと思います。今日は日本語の擬音語の話でした。日本語は特に擬音語が多いことばだと思いますが、たぶんどの国のことばでも同じようなものがあると思うので、もしみなさんの国に何かおもしろいことばがあったら教えてください。他にも何かリクエストとかあったらぜひメールとかメッセージを送ってください。みなさんからのメッセージ待ってます。それじゃ今日はこれで終わります。さようなら。

カテゴリー
episode081-090 Script

script 【episode088】

みなさん、こんにちは。友です。これは日本語を勉強している人のためのpodcastです。教科書の日本語はおもしろくない。でもドラマや映画は難しすぎる!そんな人のために、日本語教師の友がちょうどいい日本語で話をします。

今日は同じ話を3回します。前もちょっと同じようなことをしましたが、前はN5からN1までのレベルで話をしました。今日は、ちょっとね、全部やると大変なので、N4からN2までやりたいと思います。

今日のテーマはマスクです。マスクについて話したいと思います。

じゃあまずはN4。今日の1番簡単なレベルです。最近どこの国でもみんなマスクをしています。理由はみんなわかりますよね。コロナウィルスです。もし自分が病気になったら、その時に他の人に病気をうつさないようにするために、みんなマスクをしています。このマスクですが、今はお店で買うことができますが、2,3カ月ぐらい前まではなかなか買うことができませんでした。みんなマスクを買うから、お店に全然ありませんでした。

それでその時から、日本ではいろいろな会社がマスクを作り始めました。今まで全然マスクを作ったことがなかった会社も新しく作り始めました。

なので今、日本ではいろいろなマスクが売られています。普通のマスクもあるんですけど、それだけじゃなくってファッションを楽しむために、とてもキレイなマスクもあります。夏になって、最近とても暑いので、マスクをしていても暑くならない、冷たい感じがするマスクとかもあります。

この中で特に俺がすごいと思ったのは西陣織のマスクです。西陣織っていうのは、京都のとても有名な布です。何をするときに使うのかというと、着物を作るときに使う有名な布です。日本の着物は世界でもとても有名だと思いますが、その着物を作るときの布で作ったマスクなので、とてもきれいです。インターネットでも買うことができるみたいなので、着物に興味がある人は探してみるとおもしろいと思います。

はい、ここまでがN4です。じゃあ次はN3です。最近どこの国でも、みんなマスクをしています。理由はみなさんがご存知のとおり、コロナウィルスですね。もし自分がこのウィルスにかかった時に、他の人に移すのを防ぐために、みんなマスクをしています。

このマスク、今ではどこのお店でも普通に買うことができますが、2,3カ月ぐらい前まではどこに行っても買うことができませんでした。みんなが買うのでどこのお店でも売り切れになっていました。

それでその時から日本では、いろいろな会社がマスクを作り始めました。普段は全然違う仕事をしてて、今までマスクなんか作ったことがないっていう会社もマスクを作り始めました。

なので今、日本ではいろんなところからいろんなマスクが売られています。普通のマスクもあるんですけど、それだけじゃなくて、ファッション性の高い、まぁ、つまり、ファッションを楽しむためのきれいなマスクとか、あとは、最近夏になってすごく暑いので、暑さを感じにくい、ちょっと冷たい感じがするマスクとか、いろんなのがあります。

この中で特に俺がすごいと思ったのは西陣織のマスクです。西陣織っていうのは京都のとても有名な布で、何をするときに使うかというと、着物を作るときの布です。着物だけじゃないですけどね。でも、日本の着物って世界中ですごい有名だと思うんですけど、その着物を作るときの布で作ったマスクなので、すごくきれいです。これはインターネットでも買うことができるらしいので、着物に興味がある人は探してみるとおもしろいと思います。

はい、じゃあ、最後、N2ですね。最近どこの国でもみんなマスクをしていますが、こんな状況になってしまった原因といえば、皆さんご存知の通り、コロナウィルスです。もし自分がこのウィルスに感染していた場合、マスクをしてないと他の人にうつしてしまうおそれがあるので、それでみんなマスクをしています。

このマスクですが、今はどこに行っても買うことができますが、2,3カ月ぐらい前まではどのお店に行っても一切マスクの在庫がありませんでした。どこに行ってもマスクは売り切れ、入荷日は未定と書かれていました。

なので、そんな状況をなんとかするために、日本ではその時からいろんな企業がマスク作りを始めました。普段はね、マスクと全然関係のない仕事をしてるところとかもマスク作りを始めたので、それで今日本ではいろいろなマスクが売られています。

もちろん普通のマスクも多いんですけど、それだけじゃなくて、すごいファッション性の高いおしゃれなマスクとか、あとは、今は夏で、すごい暑いので、熱中症対策でちょっと冷たい感じのする冷感マスクとか、風通しのいいマスクとか、そういうのも売られています。

この中で特に俺がすごいと思ったのは、西陣織のマスクです。西陣織っていうのは京都の有名な布で、何をするときに使うかって言うと着物です。着物を作るときの布です。まぁ、もちろん着物だけじゃないんですけどね。日本の着物は世界中の至る所ですごい評価されてるので、もしかしたらこれを聞いている人の中にも着物に興味があるって言う人がいるかもしれません。なので、そんな人は、インターネットでもこのマスクを買うことができるらしいので、ぜひ探してみてください。

はい、じゃあ、今日はマスクの話でした。N4、N3、そしてN2。最後のほうはね、やっぱり難しい言葉がけっこうあったと思いますが、話してることはN4もN3も2も、全部同じなので、最後のがわからなかった人も最初のがわかれば大丈夫です。

スクリプトもあるので、何かわかんない言葉があった人は、後で見てみてください。

はい、じゃあ、今日はこの辺で終わりにしたいと思います。さようなら。

カテゴリー
episode081-090 Script

script 【episode087】

みなさんこんにちは、友です。これは日本語を勉強している人のためのpodcastです。教科書の日本語はおもしろくない。でもドラマや映画は難しすぎる。そんな人のために、日本語教師の友がちょうどいい日本語で話をします。テーマはリクエストもできるので、リクエストがある人はメールとかメッセージを送ってください。

さて、今日は、リクエストをもらったテーマですが、えー、読書について話してくださいって言う事ですね。読書の、えーと、お勧めの本ですね。

えーっとね、このテーマは、確かに俺は本を読むのが好きです。確か自己紹介でも本を読むのが好きって言う話はしたような気がします。ただ、俺が好きな本っていうのは、小説じゃありません。この話もしたかな?なので、このリクエストでお勧めしてほしい本っていうのは小説かもしれないんですけど、でも俺は小説は全然読まないので、申し訳ないんですが小説のおすすめはちょっとね、できないんです。ただ、小説じゃない本だったら、俺も読んでいておもしろいと思う本があるので、今日はそのね、俺が好きな本を紹介したいと思います。

じゃあまずは1つ目なんですけど、読書のための本ですね。本の読み方の本。本の読み方ってどういうことかと言うと、俺が好きなのは、好きっていうかおもしろいなと思ったのは、速読の本です。速読っていうのは、本をとても早く読むことです。例えば1冊読むのに2時間とか3時間かかる人はけっこうたくさんいると思うんですけど、そうじゃなくて1冊読むのに10分ぐらいしかかからないとか、そのぐらいとても早く本を読むことを速読といいます。この速読っていうのは、けっこう嘘みたいな話も多いんですけど、例えば本をパラパラとめくって、それだけで本当に、10分どころか5分とか3分とか、そのぐらい早く1冊読み終わるとか。あとは1回読んだだけでどこのページに何が書いてあるか全部覚えるとか、そういうね、話も聞いたことがあるんですが、まぁそれは嘘です。絶対そんなことはできないと思います。もしかしたらほんとにできる人がいるかもしれないけど、俺には無理でした。ただ、その速読の本にはそういうものすごい早く本を読めるって言う嘘みたいな話も書いてあるんですけど、そうじゃなくて練習したら誰でも本の読み方が上手になって、それで今までよりも早く、そして上手に情報、ほしい情報とか、大切なこととかを探せるようになるっていう、そういう速読の本はたくさんあります。なので、そのね、本の読み方の本っていうのがおもしろいなと思ってよく読んでいた時がありました。

じゃあ、その中で、その速読で有名な本ですが、とりあえず2つ。まず1つがフォトリーディングって言う本ですね。これはもともとはアメリカかな?確かアメリカで有名な本の読み方ですね。そしてもう一つがフォーカスリーディングっていうものです。この2つの本ね、どちらもタイトルだけ見ると「今までの10倍ぐらい本を読むのが早くなる」とか「一冊10分で読める」とか嘘みたいなことが書いてあるんですけど、でも中を見るとけっこう普通のことも書いてあります。確かに本の中にはその嘘みたいな話が書いてあって、絶対誰もできないだろうなって思うこともありますが、でもそれだけじゃなくて練習したら絶対誰でも本の読み方が上手になるっていうのもあるので、けっこうね、おもしろいと思います。

それから次に面白いなぁと思った本。これは本の読み方じゃなくて、考え方の本ですね。論理学についての本です。論理学っていうのは、論理っていうのはロジカルにものを考える、なので、ただの思いつきで話すんじゃなくて、ちゃんと理由とか根拠があって、「それで私はこう思う」とか「これはこうだ」っていうふうに言ったりする。それが論理と言うんです。どうすれば論理的に物事を考えることができるのかって言うのを説明している本です。そんなに専門的な話じゃなくて、誰でもわかるような初心者向けの本が1冊あって野矢 茂樹先生って言う先生が書いた本なんですけど、『入門!論理学』っていう本で、これはね、けっこうおもしろいなと思いました。まぁ初心者向けとは言え日本人でも結構難しいと思うので、外国人のね、日本語を勉強している人にはちょっとね大変かもしれませんが。N1とかそのぐらいになったらけっこうね、おもしろいんじゃないかと思います。

それからもう1冊。もう1冊っていうかもう1人ですね。俺がけっこう好きな人。それが誰かと言うと、教育学とか、あとは国語の先生ですね。日本語を教えることもちょっとやってるみたいなんですけど、斉藤孝先生って言うその人が書いた本。この人はたぶん1番の専門は国語かな。日本の学校で日本人に、その、国語を教える。国語っていうのは自分の国の言葉ですね。日本だったら日本語だし、中国だったら中国語、アメリカだったら英語とかね。その国語の先生なんですが、やっぱり国語の先生だから本の読み方についての本をけっこうたくさん出しています。この先生もさっき最初に話した速読の本も出してるし、あとは本の読み方で、速読じゃなくてボールペンを使った読み方とか。本を読むときに何も持たないで、何も書かないで読むんじゃなくて、ボールペンを使って本にいろいろ書きながら読むと本がとてもよくわかるようになるっていう、そういう読み方ですね。そういう、本の読み方についていろいろ本を出してるので、この人の本も何冊かね、読みました。けっこう面白いなと思ったのがあります。

あとは他に俺がよく読む本ていうのは、やっぱり、その、日本語教育、つまり日本語の先生のための本っていうのがほとんどなので、ちょっとね、日本語を勉強している人にお勧めできる本っていうのがあまりないんですよ。日本語を勉強している人っていうか、日本人にもお勧めできる本があまりないかなと思います。いつもね、なんか難しそうな、おもしろくなさそうな本読んでるって言われます。俺はね、読んでる本人は面白いと思ってるんですけどね。

てことで、あの、本のオススメなんですが、俺がお勧めできる本は、今日話した、本の読み方についてとか、あとら考え方についてですね。こういう本が俺はおもしろいなと思ったので、みなさんもぜひ読んでみてください。いや、もしかしたらおもしろくないかもしれないから読まなくてもいいですけどね。俺はおもしろいと思いますよっていうだけです。

はい、じゃあ今日は本の、おすすめの本の話でした。みなさんも何かおもしろい本を知っていたら、ぜひ教えてください。それじゃ、今日はこのへんで終わります。さようなら。

カテゴリー
episode081-090 Script

script 【episode086】

みなさん、こんにちは。友です。これは日本語を勉強している人のためのPodcastです。教科書の日本語はおもしろくない。でも、ドラマや映画は難しすぎる!そんな人のために、日本語教師の友がちょうどいい日本語で話をします。テーマはリクエストもできるので、何かリクエストがある人はメールとかSNSでメッセージをください。

さて、今日は久しぶりに、ちょっと俺の苦手なテーマです。何が苦手かと言うと、俺があまり知らないことについて話してくださいと言われたので、今日は俺のあまり知らないことがテーマです。じゃあ今日のテーマは何かと言うと、ディズニーランドです。

みなさんはディズニーランド、わかりますか。たぶん、わかる人が多いですよね。ディズニーが作った、世界中にある、とても有名な、大きな遊園地です。このディズニーランドですが、日本にもディズニーランドと、あとディズニーシーっていう、まあ、こっちも同じディズニーが作った遊園地、2つあります。んで、このディズニーランドと、まあ、日本ならディズニーシーも、この2つなんですが、実は、俺は昔からあまりディズニーランドに興味がなかったので、あまりディズニーランドについて知らないんです。有名な遊園地なんですけどね。大好きな人もたくさんいるんですけど、でも、俺はあまり興味が持てなかったんです。なんでかというと、子供の時は、確かに、このディズニーランドはすごく楽しそうだったから行きたいと思ってたんですが、でも、実際に行った時に、ああ、興味がないとは言ったけど、でも行ったことはあるんですよ。家族と一緒に子供の時に行きました。親に連れて行ってもらいました。それで、その時に、色々な乗り物に乗ろうと思ったんですけど、でも、俺は絶叫マシンが大っ嫌いでした。絶叫マシンっていうのは、日本語だと他にはジェットコースターとか、あとは、他の国だとローラーコースターって言ったりするかな。とても速く動く乗り物ですね。それが大っ嫌いで、なので、あの、ディズニーランドに行ってもあんまり楽しむことができなかったんです。絶叫マシンに乗ったら「楽しい」じゃなくて「こわい」になってしまうから、だから何も乗ることができなかったし、でも、あの、何も乗らないと、おもしろくないですよね。だからディズニーランドって何もできないところだからおもしろくないっていうイメージがあって、昔は全然興味がありませんでした。

ただ大人になってからはちょっと違います。あの、大学生の時に友達と別の遊園地に行ったら、絶叫マシンは嫌いだって言ったのに、無理やり乗らされたんです。それで、その時に、無理やり乗らされたんだけど、でも意外と子供の時と比べてあまりこわくないと思って、それで絶叫マシンに乗ることができるようになりました。なので、子供の時はね、全然乗れるものがなかったから、あまりおもしろくないと思ってたんですけど、大人に、大人になってからは絶叫マシンに乗れるようになったので、子供の時よりも楽しめるようになりました。それで大人になってからは子供の時よりもディズニーランドにちょっと興味が出ました。そして、ディズニーランドだけじゃなくて、最初にも言ったけど、日本にはディズニーシーっていうのもあるので、それにもちょっと興味が出てきました。あのー、ディズニーシーってけっこう昔にできたんですけど、でも俺行ったことがなかったんですよ。さっきも言ったとおり、ディズニーランドに全然興味がなかったから、だからディズニーシーに行ってもおもしろくないだろうなと思って、それで行きたいと思いませんでした。ただ、大人になって絶叫マシンに乗れるようになって、そしてそれだけじゃなくて、ディズニーシーはディズニーランドよりも少し大人向け、ディズニーランドは子供のための場所だけど、ディズニーシーは大人も楽しめるような場所、なのでディズニーシーってディズニーランドでは飲むことができないお酒を飲めるんですよね。なのでね、楽しい乗り物もあるしお酒も飲めるし、それでディズニーシーはきっと楽しいところだと思って、ディズニーシーにはディズニーランドよりも興味がありました。

んで、そのディズニーランドとディズニーシーですが、ディズニーランドは子供の時に言ってそれで終わり。大人になってからは全然行きませんでした。でも、ディズニーシーは、実は今年の1月に行ってきました。まだ日本でコロナが流行る前ですね。ずっと昔からディズニーに興味がなかったから、そんなにおもしろくないかなと思ったんですけど、行ってみたら意外とおもしろかったです。意外とって言ったらちょっと失礼ですね。でも、まあ、おもしろかったです。絶叫マシンだけじゃなくて、けっこうおもしろい乗り物とかもあるんですね。一番おもしろいなと思ったのは、ちょっと、あの、名前は忘れちゃったんですけど、カメ。カメが話す乗り物がありました。乗り物っていうか、アトラクションっていうのかな。乗り物ではないですね。あの、映画館みたいに座って見るだけなんですけど、亀が出てきて、そしてその亀がいろいろな話をするっていうのがありました。すごくおもしろかったです。

このディズニーランドとかディズニーシーっていうのはディズニーが好きな人は、きっと、もっと楽しいんでしょうね。俺は子供の時も今もディズニーの映画とかアニメを全然見なかったので、だから楽しめる部分がかなり少ないと思うんですが、ディズニーのアニメとかが好きな人はきっと楽しいんだろうなと思います。俺は子供の時は映画とかアニメはディズニーのものは全然見なくて、あの、日本のジブリっていう、シリーズというか、まぁ会社が作った映画とかね、アニメをよく観てました。なので、俺はちょっとディズニーが完全に楽しめてないと思うんですが、でも、そのディズニーについてあまり知らない人でもおもしろいと思うものがたくさんあるので、やっぱりディズニーはすごいなと思いました。ちょっとね、おもしろかったのは、いろんなところにミッキーの形があるということですね。ミッキーの耳、耳とあと顔の三つの丸ですね。あの形がディズニーランドとかディズニーシーの色んな所にあって、それを探すのがちょっと楽しかったです。

さて、このディズニーランドとかディズニーシーですが、俺はね、昔は興味がなかったから、今は前よりも楽しいと思うんですけど、昔は全然興味がなかったから、だから今年行った時も、興味がない状態で行ったので、あまり楽しめなかったかもしれませんが、今は一回行って楽しかったので、前よりもちょっと興味があるから、だからもう1回行ったら、きっと前よりも楽しいだろうなと思います。なので、またね、ディズニーに行く機会があったらその時はもうちょっと楽しいPodcastが作れると思うので、ディズニーが好きな人は、ちょっとね、このエピソードはおもしろくないかもしれませんが、次の機会まで待ってください。

さあ、それじゃあ、今日はこの辺で終わりますが、俺の知らないものについてはね、すいませんが、あまり今日みたいにおもしろい話ができませんが、何かこうもっとおもしろいね、ディズニーについての情報が知りたかったらこのPodcastじゃなくてインターネットで探してみるといいと思います。まあ、このPodcastは情報を探すためのものじゃなくて、日本語の練習のためのものなのでね。それじゃあ、今日はあんまりたいしたことが話せなくてすみませんが、このへんで終わりにしたいと思います。さようなら。

カテゴリー
episode081-090 Script

script 【episode085】

みなさんこんにちは。友です。これは日本語を勉強している人のためのPodcastです。教科書の日本語は面白くない。でも、ドラマや映画は難しすぎる!そんな人のために日本語教師のともがちょうどいい日本語で話をします。

今日もリクエストもらってますが、今日のリクエストは神道についてですね。神道については前にもう1回話したことがあるんですけど今日は神道についてもう少し、えー、詳しくと言うか、えー、ちょっとね、別のことを話したいと思います。

じゃあ、まずは神道についてちょっと復習なんですけど、神道っていうのは何かって言うと、日本にある宗教ですね。日本でメジャーな宗教って言ったら仏教と神道とあとは、まぁ、キリスト教の人もいますね。そんなには多くないですけど。んで、この神道っていうのがどんなものなのかっていうのは、その、前のPodcast、エピソード51で紹介してるんですけど、今日はその神道と日本人の関わりって言うか、日本人の生活とか、その、日本の文化とかにどんなふうに神道が影響を与えているのかっていうのを考えてみたいと思います。

じゃあ、まずは神道って言うと宗教の話なので、日本人と宗教についてちょっと確認しておきたいんですが、日本人はあんまり宗教がないっていう話をみんな聞いたことがあるでしょうか。俺もそうなんですけど、日本人に、あのー、あなたの宗教って何ですかって聞いても「いや、特にないよ」とか、あとは「仏教だけど、でもあまり気にしない」とか「他の宗教のイベントとかもやる」って言う人がすごく多いと思います。だから神道っていうのは日本の宗教なんですけどでも「私の宗教は神道です!」ってはっきり言う人ってすっごく少ないと思います。なんでそうなのかっていうと、前のエピソードでもちょっと話したと思うんですけど、日本の、その、神道、えー、神様についての考え方って他の宗教とちょっと違って神様はたくさんいる、あのー、1人だけじゃないんですよ。とにかくどんなものにでも神様がいるから他の国から何か別の宗教が入ってきた時も、その神様はその神様で認める、でも、他のものにも神様はいる、っていう感じでどんどんどんどん神様を認めて言ったから、だから色んな宗教が全部混ざっちゃった感じですね。なので日本人は神様を信じてないわけではない、神様はいると思ってるんだけど、でも、特定の宗教には縛られないっていう感じですね。

これが日本人に多い宗教に対しての考え方だと思います。多分ですけどね。俺はそうなんですよ。俺の周りの人もみんなそんな感じです。実は俺の親、両親ですね。両親は「うちの宗教は仏教だ」っていう風に言ってます。ただ、仏教だって言ってるはずなんですけど、家には神棚があります。神棚ってのは、その、家の中に作る神様の家みたいなものですね。それは、あの、神道のものです。なので家には神道のものと仏教のものが一緒にあります。他の宗教の人から見たらねちょっと信じがたい話かもしれませんが、とにかくこれが日本の神道の考え方ですね。神道のっていうか日本人の考え方かな。

さて、それじゃあ、日本人は、その、特定の宗教にあまりこだわらないで、何でもかんでも受け入れるって言うんであれば、日本人のその生活習慣とかも全部いろんな宗教がごちゃまぜになって何でもやるのかっていうと、実はそうじゃなくって、何でも受け入れるんですけど、でも日本人の生活習慣の基本になってるものは結構神道関係のものが多いです。1年が始まったら玄関に門松を置いて、そして神社に初詣に行って、節分には豆をまいて豆を食べて、1年中いろいろな所で神道のお祭りもあるし、何か大切なことがある時は神社に行っていい結果になりますようにってお祈りもします。だから日本人って、けっこう自分は宗教は何もないっていう風に思ってる人もけっこう多いと思うんですけど、実は、その、日本の生活習慣の中には神道に基づいてるものっていうのがかなりあるので、無意識のうちに、あのー、神道のいろんなことをしているっていう人がすごく多いんじゃないかと思います。だから、これけっこうおもしろいと思うんですけど、日本人で私は神様は信じていないっていう人に、じゃ、あなたは神棚を壊したりとかあとは神社の中に入って遊んだりとかそういうことができますかって聞いてみると多分「いやなんかそれはちょっと悪いことがありそうな気がするからあまりやりたくない」っていうふうに言うと思います。実は俺も昔はそういう風に思ってたんですよ。神様はいないって。自分には何も宗教がないし神様はいないと思ってる、って思ってたんですが、でも大人になってその自分の今までの生活とか、あとは習慣とかそういったものを考えてみたら意外と神道に基づいてる行動っていうのがあったなっていうふうに気づいて、それからはね、あの、俺は宗教はないっていうのはやめて、神道ですって言うようにしてます。ただ、やっぱり神道って言っても、その、さっき言った日本人に、よくある考え方なので、どんな神様でも受け入れるっていう考え方なので、神道以外のイベントとかね、そういうのもやったりはします。

さて、それじゃあ、こんなのが日本人に多い神道の考え方だと思うんですが、最近の日本では、えー、実際に調査をすると、神道とあとは仏教と、どちらが多いのかって言うと、今ね、だいたい同じぐらいみたいですね。神道の方がちょっと多いかな?でもだいたい同じです。キリスト教とか他の宗教の人もいますけどでも仏教と神道が一番多いです。んで、これがちょっとおもしろいんですけど、その、神道の人の人数と仏教の人の人数と、あとは他のキリスト教とか別の宗教の人数と、全部足すと何人ぐらいになるかって言うと、日本の人口をめちゃくちゃ超えてます。つまり、どういうことかって言うと、1人が2つとか3つとかの宗教を持っているっていうことですね。だからこれもやっぱり、今まで話したように、日本人に多い考え方で特定の宗教には縛られない、自分は日本人だから神道だけど、でも日本には仏教のものも多いし、仏教の考え方っていうのもすごく昔から日本に根付いている、根付いているって、要するにその考えがみんなに受け入れられてそしてそれが当たり前になっているっていう事ですね、だから自分の宗教は神道でもあるけど仏教でもあるって言う人がすごくたくさんいるって言う事ですね。

さて、こんなのが日本人の神道とか宗教に対する考え方です。もちろん日本人全部がこうだっていうわけじゃないですけど、でも、さっきも言ったように、日本には2つ以上の宗教を持っているって言う人がいるっていうデータもあるのでやっぱり俺と似てる考え方の人はすごく多いんじゃないかなと思います。みなさんの国ではどうでしょう。日本と同じように、あんまり1つの宗教に縛られずに自由にやっているっていう人はけっこういるんでしょうか。みなさんの国でどんな様子なのかぜひ教えてください。

他にも今日のエピソードの感想とかあとは他に何か聞いてみたいこととかあったらぜひメッセージ下さいみなさんからのメッセージ待ってますじゃあ今日はこの辺で終わりますさようなら

カテゴリー
episode081-090 Script

script 【episode084】

みなさん、こんにちは、友です。これは日本語を勉強している人のためのPodcastです。教科書の日本語はおもしろくない。でも、ドラマや映画は難しすぎる!そんな人のために日本語教師の友がちょうどいい日本語で話をします 。

さて今日はちょっとだけね、残ってた文法の、JLPTの文法の問題の解説。最後の問題ですね。それをやろうと思います。じゃあ、今日のエピソードもまずは問題を解いて、そしてその問題を見ながら聞いてください。

では、文法の問題3 ですね。この問題さんはちょっと長い日本語の文を読んで、そしてその中で使われている文法の問題を解くっていうものです。

じゃあ、さっそく一番、一番というか、最初の問題ですね。一つ目のは21番。これは犬の話なんですが、犬が今家の中にいるって言う話ですね。日本語は”今”の話をする時はだいたい動詞の形は『ています』の形になります。例えば、「今私は日本語を勉強しています」とか「Podcastを聞いています」とか、あとは「今窓は閉まっています」とか、「あそこに車が止まっています」とか。とにかく、今の話をする時にはだいたい日本語は『ています』の形。なので、これも今犬が家にいるっていう話なので、答えは「飼っています」、2番ですね。では、その次、今度は22の問題ですが、これは犬のことで困った話、「本当に困りました」って言ってますね。なので、これは困った時、なんか残念なこととか、嫌なことがあった時の動詞の形なので、「壊してしまったですね」。『てしまった』は何か悪いこととか、残念なこと、よくないことがあった時の動詞の形です。ちょっと注意で、もしかしたらこれを「壊してしまった」じゃなくて「壊された」にした人もいるかもしれませんが、これは「壊された」は駄目です。なぜかというと、「ポチが」と言ってますね。「ポチが」じゃなくて「ポチに電話を壊された」だったら大丈夫です。助詞の使い方がね、ちょっと受け身の強されたの形になると、違う、違ってしまうので、答えは「壊してしまった」です。

じゃあ、その次ですね。23。これは「しかし」っていう言葉を見ると答えがわかりやすくなります。この問題だけじゃないんですけど、少し長い日本語を読む時には、この「しかし」とかあとは似てる意味だと「でも」とか「けれども」とか。あと他にも、違う意味のことばだと「それで」とか、「そして」「それに」など、色々ありますが、こういう文と文をつなぐ言葉。こういうのを、つなぐっていうのを接続って言うんですけど、接続の言葉をよく覚えておいて、そして問題にそれが出てきたら気をつけて見てください。そうすると、文全部の意味もわかりやすくなるし、問題の答えもわかりやすくなります。

さあ、それじゃあ、この問題では「しかし」と言ってます。「しかし」っていうのは前と後ろの意味が反対になります。なので、これは「しかし」の前を見ると寂しかったと言っています。そして、その後ろ、「しかし」の後は寂しかったの反対だから「寂しくない」っていう意味の言葉になります。で、この問題では前は「寂しかった」、でも、その後で「寂しくない」。「寂しい」から「寂しくない」に変わりました。変わる時の言葉は「なりました」を使ってください。2番ですね。「寂しくなくなりました」。これが答えです。

じゃあ、最後。えーと、これは、最後は、助詞ですね。助詞難しいんですけどね。まあ答えを先に言うと「ポチは私達の大切な家族」、『は』です。この問題は『は』と『が』を間違えた人がたくさんいるかもしれませんね。『は』と『が』の使い方のルールは、まあたくさんあるんで、今全部はちょっと説明できませんけど、とりあえず一つだけ絶対に『が』になる時を覚えておきましょう。質問された時、例えば「どの犬があなたの犬ですか」って質問されたら「あ、あの犬が私の犬ですよ。」とか、あとは「誰が行きますか」って聞かれたら「私が行きます」みたいに、「誰が」、質問の時に『が』があったら答えも絶対に『が』になります。でこの問題は、質問されてるんじゃなくて、このポチの紹介ですね。自己紹介の時にもみなさん練習したと思うんですけど、自分の紹介とか、誰かの紹介とか、その時って、その人について話してる時、『は』を使います。「私は日本人です」「私は日本語を勉強しています」とか、「あの人は私の友達です。」「あの人は日本人じゃありません。タイ人です」とか。なので、これも同じなので、「ポチは」、『は』を使ってください。

はい、じゃあ、とりあえずここまでで、文法の問題が全部終わりです。この後は文法じゃなくって、今度は読解の問題になります。読解、ちょっと難しいですね。まあ時間があったらまた解説したいと思いますので、みなさんも時間があったら読解の問題自分で解いてみてください。

さあ、それじゃあ、今日は問題ひとつだけでしたが、ちょうど文法が終わったところなので、これで終わりにしたいと思います。また続きも時間があったら作るので勉強した人は楽しみに待っててください。それじゃあさようなら。

カテゴリー
episode081-090 Script

script 【episode083】

みなさんこんにちは、友です。これは日本語を勉強している人のためのPodcastです。教科書の日本語はおもしろくない。でも、ドラマや映画は難しすぎる!そんな人のために、日本語教師の友がちょうどいい日本語で話をします。テーマはリクエストもできるので、リクエストがある人はメールとかSNSでメッセージをください。

さぁ、今日のテーマは日本の電車についてですね。電車とか、あとはバスとかなんですけど、日本ではどこへ行く時でも電車に乗ることができるので、それが便利だと思うんですけど、そのことについてですね。このテーマはアメリカのブライアンさんからいただきました。ありがとうございます。

さて、それじゃあ、日本の電車についてですね。日本の電車ってけっこう世界で有名だと言う話を聞くんですけど、よく聞く話は日本の電車は時間をよく守るからすごい、ということですね。確かに日本では1分とか2分遅れただけでも「すみません」っていうアナウンスがあります。バスは電車と違って、けっこう遅れることが多いので、5分とか10分とか、そのくらいだったらあまり謝らないところも多いですね。

そんなふうに電車はとても便利なんですけど、じゃあ、日本はどこに行っても電車がとても便利なのかって言うと、実はそうじゃありません。電車は確かに便利なんですけど、でも、あまり電車が便利じゃない場所もあります。それはどんなところかと言うと、田舎です。田舎の方は電車がとても少ないので、あまり便利じゃありません。田舎だと、例えば、電車が1時間に1回しか来ないところとか。バスもそうですね1時間に1回しかバスが来ない、そういうところもあります。ですから。田舎の、そういう、電車とかバスが少ないところに住んでいる人は、あまり電車を使いません。みんなどこかに行くときは車を使います。なので、日本の交通は、都会の方だと電車の文化ですが、田舎の方だと車の文化です。俺の住んでいるところは車文化ですね。電車はあまり使いません。全然使わないわけじゃありませんが、とても少ないですね。俺もいつもどこかに行く時、仕事に行く時も遊びに行く時も、だいたい車で行きます。お酒を飲む予定がある時だけ電車とかバスを使いますが、そうですね、だいたい1か月に1回ぐらいですね、電車に乗るのは。最近はコロナの問題もあるので、もっと少ないですね。ほとんど電車もバスも使いません。

でも都会の方は違います。都会って、例えば、東京とか大阪とか、人がとても多いところですね。そういうところは車はあまり使いません。車を持ってる人もいますが、東京で車を持つのはけっこう大変です。何が大変かと言うと、お金がかかります。いろいろなお金がかかるんです。例えば、車をもつためには、家に駐車場を作らなければならないし、どこかに遊びに行く時も、東京はとても狭いですから、駐車場が少ないので、車を停める場所を探すのも大変だし、止める場所が見つかっても、止めるのにかかるお金がけっこう高いです。だから車でどこかに行くと、駐車場のお金もかかるし、そこに行くまでのガソリンのお金もかかるし、それに東京は道も狭いから車で走ると時間もかかるし。それで都会の方では車じゃなくて電車を使ってどこかに行く人が多いです。俺も東京に住んでいたことがありますが、その時は車が欲しいとは思いませんでした。全然車がなくても不便じゃなかったからです。どこに行くときも必ず近くに駅があるし、電車を使わなくてもいいあまり遠くないところだったら、自転車とかバイクで移動していたので車はなくても大丈夫でした。ですから、日本に旅行に来る人も、車がなくても電車だけでいろいろな所に行くことができますが、でも、田舎の方に行きたい人、田舎のとても自然がきれいなところとか、周りに大きい建物とかがない、人が少ないところ、そういうところに行きたい人は、電車じゃなくて自分で車を借りて、そして運転して行ったほうがたぶん時間もかからないし、旅行が楽しめるんじゃないかなと思います。でも、まあ、外国で車を運転するって、けっこう怖いですけどね。俺は、台湾に住んでいるときは、バイクは乗ってたけど車は全然乗りませんでした。怖かったからです。車の免許はあったんですけどね。

はい、ということで、日本での交通、移動手段についてですが、電車は確かに便利なんですけど、でも、それは都会の方ですね。都会だったら、どこかに行くときに、電車の時間を全然調べなくても、駅に行って少し待つだけで電車が来るから、とても便利です。でも田舎の方だと、最初にも言ったように、電車が1時間に1本だけとか、すごく少ないところだと2時間とか3時間に電車が1本だけとか、そういうところもあるので、日本はどこに行く時でも電車が使えると思っていると、旅行でちょっと大変なことがあるかもしれませんので気をつけてください。

移動する時に何を使うかっていうのはけっこう国によって違いますよね。俺が前に住んでいた台湾だったら、車とか自転車よりもバイクに乗る人がとても多かったです。ベトナムとかも確かバイクの人が多かったですよね。日本はバイクはけっこう少なくて電車と車とあとは自転車の文化ですかね。自転車に乗る人はとても多いです。みなさんの国には何かおもしろい移動手段があるでしょうか。何かあったらぜひ教えてください。それじゃあ、今日はこのへんで終わりにします。さようなら。