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episode095「Vtuber(N2)」

なんか、世の中にはいろいろなものがあるね。

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script 【episode095】

みなさんこんにちは、友です。これは日本語を勉強している人のためのPodcastです。教科書の日本語はおもしろくない。でも、ドラマや映画は難しすぎる!そんな人のために日本語教師の友がちょうどいい日本語で話をします。

今日のテーマはVtuberについて。みなさん、Vtuberってわかるでしょうか。俺は知りませんでした。なので、今日はまたね、申し訳ないことに、俺も知らないことがテーマなので大したことは話せないんですが、えー、ちょっとね、このVtuberについて意見を聞かれたので、それに答えたいと思います。まあ、知らないものについての意見だからね、あの、あまりいいことは言えないかもしれませんけど、まあとにかく今日のテーマはVtuberについてです。えーと、それじゃまずVtuberってなんなのかっていうことを説明しておきたいと思います。みなさんの国にはYouTuberっていうのはいるでしょうか。YouTubeを使って色々な活動する人をYouTuberって言うんですけど、VtuberっていうのはVirtualYouTuberのことらしいですね。本物の人がYouTubeで活動するんじゃなくって、アニメみたいな、アニメのキャラクターみたいなバーチャルの人がYouTubeで活動している、それがVtuberです。バーチャルって言っても中の人、まあ、つまり話をしたりとか、そういう人はもちろんいるんですけど、自分がYouTubeに出るんじゃなくって、そのアニメのキャラクターみたいなのを作って、そして声は自分の声で、でも動きはそのキャラクターで、みたいなのがVtuberですね。

で、このVtuberについてちょっと意見を聞かれたんですけど、どんな質問だったかっていうと、日本ではこのVtuberっていうのがとても人気があるけど、でも他の国ではそんなに人気がない。なんで日本ではそんなに人気があるんですかっていう、そんな質問です。何ででしょうね。あの、俺もVtuberっていうものを知らなかったので、なんでなのかっていうのは、理由ははっきりわかんないんですけど、でも、まあ、考えてみると日本では確かに他の国よりもこういうバーチャルの物っていうのは人気が出やすいかなっていう気はします。なぜかと言うと、まあ、みなさんも知ってるとは思いますが、日本って昔からアニメ、アニメを見てる人がたくさんいましたね。昔も今もそうですね。なので、そのバーチャルの人を見るって言う事についてあまり抵抗がないんじゃないかなっていう気がします。バーチャルの人っていうと昔はアニメだけでしたが、最近…じゃないか、えーと何年ぐらい前かな。10年、15年ぐらい前かな。そのくらいから、『初音ミク』って聞いたことある人いるかな。これもまあバーチャルのキャラクターのひとつなんですけど、この初音ミクっていうのがすごく人気が出てきて、バーチャルなんだけど、でもバーチャルの、そのキャラクターの単独ライブとか、そういうことをしています。だからそのアニメだったりとか初音ミクだったりとか、とにかくバーチャルのものに対して抵抗が全然なくて、それでVtuberが出てきた時には、今までと同じような感覚で、アニメとかを見るような感覚でVtuberを見てるから、だから、あの、あまり抵抗なく、いいものだったらすんなり受け入れることができたのかなっていう気がします。

キャラクターを使って何かするっていうのはアニメだけじゃなくって、他にも日本では結構いろんなところでやってるんですよね。「ゆるキャラ」っていうの聞いたことあるでしょうか。いろんな場所のキャラクターですね。場所じゃなくてもいいんですけど、何かをアピールする時に、人がするんじゃなくて、何かかわいいキャラクターを作って、それでそのキャラクターに何かを宣伝してもらったりとか、人をよんでもらったりとか、そういうことも結構昔から日本ではしています。なので、とにかく日本では、その、人じゃない何か別のキャラクターとかバーチャルなものを使ってするっていう下地がだいぶ前からできてたんですね。んで、もちろんする側もそれをされる側もその下地があるから、だからバーチャルの何かを作った時に他の国と比べてすぐ受け入れられて、それで人気がでるのかなと思います。多分ですけどね。いや、これ俺の意見だから本当のところ、実際はわかんないですけどね。

このVtuberについてちょっと調べてみたら結構いろんな人とか、あとは人じゃなくて企業とかもやってるらしいですね。なんでYouTuberじゃなくてvtuberになるのかって言うと、結構ね、都合のいいことが多いみたいですね。例えば企業がvtuber作る場合は、自分の会社の商品とかに合わせて自由に、あのー、見た目も性格も全部設定できるからアピールしやすいってのもあるでしょうし、個人でやる場合も、その、自分の顔とかは好きじゃない、見た目は好きじゃないけど、でも自分から何か発信したい、いろんな人に話をしたりとか、あとはまあ歌を歌ったりでもいいし、そういう自分の何かを他の人に伝えたいっていう人には、自分の気に入らない外見は出さずに発信できるって言うのですごくやりやすいみたいですね。まあ、確かに顔を出さずに発信できるっていうのは、まあ、いいですよね。俺も自分の顔は出さないでこのPodcastやってますからね。

てことでね、今日はこのVtuberについてでしたが、俺はこのvtuberを知らなかったんだけど、でも、まあ、あんまり驚かない。俺は今までその、初音ミクとかバーチャルのキャラクターが本当の人間みたいにいろんな事をしてるって言うのをずっと見てきたから、だからこのVtuberっていうのが日本で人気だって言われても、あーそうなんですかっていう、全然びっくりはしませんでした。だんだんね、このバーチャルの何かを使って、そしていろんなことをするっていうのが日本では文化の一つになってきたんじゃないかなっていう気がします。日本のそういうアニメとかね、バーチャルのものがすごい好きで日本を好きになってくれるって言う人もたくさんいるみたいなので、新しい文化だけど、これはね、あの、日本が大切にしていかなきゃいけないとこなのかなっていう気がします。

さて、今日のテーマは俺は知らないことについてでしたが、まあね、この、俺が知らないことでも、なんでもいいから何かについて日本人の俺の意見が聞いてみたいっていうことがあれば、みなさんもこんなふうにどんどん質問をしてください。このPodcastは俺一人じゃなくてみなさんと一緒に作っているものなので、みなさんのいろんな話が聞けると嬉しいです。じゃあ今日はこのへんで終わりにしたいと思います。さようなら。